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2006.03.18 Saturday

鈴鹿サーキット　対　富士スピードウェイ

author : rhymin' master

先日、ヤフーのサイトで、2007年からのエフワン日本グランプリは、スズカからフジへと変更されるかもしれないとの報道がありました。

鈴鹿サーキットは故本田宗一郎氏が「日本にサーキットを作ろう」を合言葉に設計プロジェクトを立ち上げ、1960年から本格的に活動を開始しました。当時としては、全長6kmにもおよぶレ－シングコースの建設は、途方もない計画でした。アスファルト路面のノウハウもなければ、初めてづくしのコース建設。目の前に広がるのは、鈴鹿の広大な山林原野。ひとつの問題を解決すれば、続々と次なる問題が発生するというぐあいです。山積みとなった問題を一挙にクリアすることはできません。ひとつひとつを根気よく消化する以外に方法はありません。日本初のサーキット建設は、まさに生みの苦しみをともなったようです。プロジェクトチームは、自分たちの作ったコースで、国際的なモーターレースが開催される日を夢見て、たゆまず作業に励んだ。そして、1962年9月、着工から1年3カ月、鈴鹿サーキットは完成したのでした。　

そんな鈴鹿サーキットも最新の物と比べると、コース幅の狭さが顕著に感じられ、また、それの根本的な改修はほ不可能と思われます。　そんな中、富士をトヨタが買収して、改修しました。　トヨタとしても、富士での開催は望むところです。コース幅は広く、追い越しも容易におこなえるレイアウトです。

一カ国２開催は原則として行いづらいのが現状ですので、名サーキットがここでまた一つ消えるとすれば寂しい限りです。しかし、

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