Deep Space Rhymin'

ディープ・スペース・ライミン
Information from Rhymin' since 1980
カフェ・ライミン・ブログ

当面　午後９時までの時短営業です
日曜は午後５時で閉店してます

トップページへは、この上をクリックして下さい。

2009.01.21 Wednesday

山田旭堂の丁稚羊羹

author : rhymin' master

ようかんって、何故ようかんっていうのか？　考えた事ありますか？

Wikiによると、もともとは中国の料理で、読んで字のごとく羊の羹（あつもの）であった。これは羊の肉を煮たスープの類だが、冷めることで肉のゼラチンによって固まり、自然に煮凝りの状態となる。本来、羹は「こう」と読まれており、「ようかん」という読み方は「ようこう」が変化したものであるとされている。

鎌倉時代から室町時代に、禅僧によって日本に伝えられたが、禅宗では肉食が戒律（五戒）により禁じられているため、精進料理として羊肉の代わりに小豆を用いたものが、日本における羊羹の原型になったとされる。別の説によると、羊の肝臓の形をした菓子である「羊肝こう」が、中国から日本に伝えられた際、「肝」と「羹」が混同され、「羊羹」と呼ばれるようになったともされる。

私などは、羊羹が現在のものであって良かったと思うクチであります。　辛いものも甘いものもなんでもござれです。　井村屋でも虎やでも、外郎でも栗羊羹でも、どれも美味しく戴きます。

さて、これは滋賀県湖西高島郡、丁稚の里山田旭堂さんの丁稚羊羹です。

お盆やお正月に実家にお帰りになるお客様が、お土産にと下さったものです。　そもそも丁稚羊羹とは、当時普通であった蒸し羊羹のうち、小豆や砂糖を減らした安価な羊羹を丁稚羊羹と称した。丁稚羊羹の由来は「安価であるので丁稚が里帰りの時に土産にできる」とのセールストークから始まったとされる。現在でも、京都市内や滋賀南部では現在でも「でっち羊羹」「蒸し羊羹」として小さな和菓子屋の主力商品として販売されている。なお、丁稚羊羹の中には、栗や大納言などの和菓子がちりばめられているものも多く、その店の伝統や技法が息づいていることから、隠れた銘菓としてファンが多い。羊羹のプラスチックや紙の包装が竹の皮の印刷であるのは、この蒸し羊羹の伝統によるとされる。　とあります。

京都の栗入り丁稚羊羹や、近江八幡の丁稚羊羹も美味しいのですが、この旭堂さんの丁稚羊羹は、さっぱりとした甘さが特徴で、竹の皮の風味も相まって、丸ごとでも食べてしまいたくなる逸品です。

ライミンでお出ししているシークワーサーは、沖縄那覇のわしたショップから直送していただいているのですが、その際にわしたさんのご厚意で同封されているのが、このティーバック。　

本日は、長男が家庭教師をさせていただいている高校生の生徒さんのおやつに。　美味しく戴きました。

| その他 | 23:39 | comments(0) | - |