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2009.03.04 Wednesday

ひなまつり　と　麩嘉の麩まんじゅう

author : rhymin' master

三月三日は桃の節句／ひな祭り。　ひな祭りと言いましても、我が家の姫は家内のみですので、おひな様とは縁遠いです。　しかし、ひな祭りと聞いて思い出す事が有ります。

就学前に通ったのは「華頂幼稚園」。　ライミン辺りの子供は、黒谷幼稚園や吉田幼稚園に通う子供が多かったのですが、家の親が申し込みに出かけた時には既に定員オーバーだったとの事でして、セレブでもないのに、場違いな華頂幼稚園に通う事になったようです。

３月の末が誕生日ですので、就学前には月齢差が大きく、通園時は四月生まれのお友達とは体力や知力差が有ったのでしょうか、あまり遊びの中心になった覚えが有りません。

音楽の時間には、トライアングルを持ちたかったのに、先に取られてしまい、悔しい思いをした事を覚えています。

それでも年長さんになった時には、学芸会で、蓑傘地蔵のおじいさんを演じた事があります。　良く覚えていませんが、写真が残っているので間違いありません。　音楽に合わせて踊ったりお地蔵さん役のお友達に笠をかぶせる練習をした事をぼんやり覚えています。　多分、思い切って立候補したのでしょうか？　後の人生に影響を与えた出来事のような気がします。

このあと、小学三年生の時に、走れメロスでは悪い王様を演じました。「メロス、私を許してくれ。」

幼稚園時代の思い出には、三月生まれならではのモノもありました。

出欠カードを兼ねた手帳があったのですが、いつも三月のページにはおひな様が鎮座しています。

12月ならクリスマス。　一月なら雪だるまでした。　当時は三月でも雪が積もる事が多かったので、三月にも雪だるまやスキーの絵柄が欲しかった。　卒園するまで、それを願っていましたが、もちろん、その願いが叶う事はありませんでした。　なんでそんな事を覚えているのかも不思議ですね。

年長さんの時の先生の名前も顔も思い出せませんが、何故か彼女の顎を覚えています。　梅干しの様な皺があるな、、と思っていました。　綺麗な方だったのですが、何故か顎が記憶に残りました。　きっと、身長100センチの幼児にかがみながら相手をしてくれていたのでしょう。　上から覗き込んでくれる彼女に、幼児はときめいていたのでしょうか。

さて、ひな祭りですが、本日は家内の為にとお客様が、麩嘉さんの麩まんじゅうを届けて下さいました。　

この麩まんじゅうは、この時期の特別仕様でして、桜餅の風味。　桃色が素敵な逸品でした。　京都のお菓子は美味しいなぁ。

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