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2006.09.06 Wednesday
星が流れた、最強伝説黒沢・完
ビックコミック・オリジナルで連載を続けていた「最強伝説黒沢」が、第９０話を迎えた今週、ついに完結しました。以前から、漫画ネタを書く時には、いつも黒沢の事が頭に在りました。 しかし、巨匠・福本伸行氏が、いったいどのようにこのお話をまとめていくのか、予想しづらく、また、展開を楽しみにしておりましたので、書く機会を逸しておりました。みさなんは福本伸行氏、あるいは黒沢の事をご存知でしょうか？ WEB上には情報が溢れていますので、詳しくは述べませんが、以前、DSRで取り上げたことのある船越英一郎氏フジテレビ739のトーク番組で仕入れた情報を少し書きます。インタビューに答えて、福本先生、曰く
旅行中、夕食後、知らない街を歩いていると、向こうから大柄な外国人が３人。 「今、俺は１人か？家族連れか？ 奴らはなんだ？ 物取りか？ それなら、武器を持っているのか？ 金で済むのか？ 逃げるのならどちらだ？ やるならどいつからだ？」 際限なく妄想が続くそうです。 一日中だそうです。 変態ですか？ 私には、ちょっと、理解できます。福本プロで働くアシスタントに尋ねました。 福本作品の主人公、カイジ、アカギ、色々居ますが、先生は誰？ 一同「黒沢」ですと。作者は私と同世代、黒沢は一回りほど年下でしょうか？ 港湾労働者と、ダンサーは、喧嘩慣れしていなくても、その身体能力からして、侮ってはならないそうです。 肉体労働者で、体格に恵まれた黒沢なら、かなりの戦闘力を内包しているという設定はあり得ますが、過去に努力を怠っていた黒沢が、最強といっても、まさかK-1に出場というのは、余りにも現実味が在りません。 ならば、この最終回が、この終わり方が
「伝説」なんでしょうね。 基本的に、無理矢理なハッピイエンドや、大団円は好みませんので
これで良かったんでしょうか。 くどくど考える所以外、黒沢に共感出来るところはありませんでしたが、終わってしまうと、非常に寂しいです。作品内の黒沢は死んでしまいましたが、世間の黒沢は、「どっこい、生きてる。」人にどう見られようと、どっこい生きてくれ。 でも、あまり関わりたくないかも、、。あまりにも個性的な絵柄のため
読みづらいと感じる方も多いですが、引き込む力は強いです。 おもしろいですよ。其の弐へ。
