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2006.12.30 Saturday

加圧トレーニング・カーツ

author : rhymin' master

加圧トレーニングというものをご存知でしょうか？　

血流を適度に制限することによってハードな運動時と同じ筋肉の状態を作り出すことが出来ます。　これが成長ホルモンの分泌を促します。　従来は特殊な器具を用いて一部の施設で行われていた様ですが、現在はフェニックスから発売されている「カーツウェア」を着用することによって簡単に体験できます。

血流を適度に制限する…。それが「加圧トレーニング」の原理です。 <カーツ>の特徴は専用の加圧ベルトで腕や太腿の付け根を加圧して、血流を適度に制限できるということです。決して、血流を完全に止め、止血するわけではありません。実際に加圧をすると、加圧された腕や手の平は赤くなります。それは、普段使っていない毛細血管にも血が行き届いたからです。一方、<カーツ>を使用し、加圧した状態で運動をすると、軽い運動にも関わらず、普段使用していない筋繊維までもが広範囲に活動し、筋肉に疲労物質である乳酸が蓄積されます。筋肉がこのようなストレス状態であるという情報が脳のホルモン中枢を刺激し、脳の視床下部で成長ホルモンが分泌されるのです。この成長ホルモンの分泌量は加圧しない場合よりも多くなります。血流によって運ばれた成長ホルモンは全身に行き渡り作用するので、血流を制限した腕や脚だけでなく、全身の脂肪を分解し、筋肉をつくってくれます。

とせつめいされています。　もっと詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

解説ムービーはこちらのリンク先で。

先日、知り合いが購入したので試着させて頂きました。

以前から行きつけのジムでカーツを着用している人を見たことがあります。　皆さん本気の方々、ウェストより胸囲が20センチほど大きな体型です。　ぴっちりしたシャツとだぶだぶのボトムです。　テレビで観たのですが、プロゴルフプレーヤー杉原輝男氏もカーツの愛用者のようです。　カーツを使用すると30％の負荷で充分な効果が得られるので、軽いウェイトでトレーニングを行います。　これによって関節や靱帯を痛める心配が少なくなります。　しかしテレビで観た杉原氏は、軽い負荷での運動にも関わらず、ずいぶん消耗しているようでした。　最初は失神したとも。

実際にカーツウェアは指定店でしか購入出来ません。　専門のスタッフと相談して体を測定してからの購入。　購入時には保険に自動加入となるようです。　そして3ヶ月毎の測定をすることになるようです。　なんだかハードルが高いですね。　でも、とりあえずの使用感を。

試着、結構きつく締め上げます。きついきつい。　後、手元にあった５キロのダンベルを上げ下げします。　すると、みるみる腕が真っ赤かになり血管が浮き上がってきました。　これで肌が緑色ならまるで超人ハルクです。　お題目どおりこれが30％の負荷となれば実質15キロ以上のダンベル運動です。　私、そんなの出来ません。　でも、きついのですが質量は5キロですので何度か上げ下げできます。　あまりに腕が赤くなるので終了。　ものの１分ほどの装着でしたが、自分の上腕２頭筋があり得ない太さです。　腫れているのでしょうか？　短時間使用だったので、程なくしぼみましたが、エライことになっていました。　常用するとどうなるのか？　楽しみでもあり怖くもありです。　今のところ自分で購入する予定はありませんが、ご興味のある方、2007年新年から新しい自分を作ってみてはどうですか？　カーツで自分の体にカーツ。

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