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2007.03.02 Friday

映画の窓

author : rhymin' master

♪トルルルルルルルルッルー・♪トルルルルルルルルッルーとジョージベンソンがギブソンのセミアコで軽快なメロディを奏でます。　♪タラララリラリラ～ンとパッセージが変わると「映画の窓のお時間です」　得も言われず無表情な声で女性ナレーターが語り始めます。　時間は午前２時前後でしょうか、この放送は関西地方だけだったのでしょうか？　いまでも放送されているのでしょうか？　このブログをお読みになっている方の多くはご存知ですよね、映画紹介番組、「映画の窓」

1976年リリースされたジョージベンソンの「ブリージン」。　1964年にはアルバムを発表していたベンソンが、いわゆるフュージョン系にシフトしてからの作品です。　世界的なヒットとなりました。　いわゆるステレオブームの当時、エエ音をスピーカーから出してくれるこのＬＰレコードを買った覚えのある方は多いのではないでしょうか。　あの頃、レコードやカセットで聴いた記憶と、今、ＣＤで聴く音は異なるかもしれません。　しかし、甘酸っぱい思い出が蘇る方がおられるかもしれませんね。　ベンソンのギブソン、良い音です。映画の窓といえば、、

「ある愛の詩」は、梅田ピカデリー、京都松竹座、他、ご覧の劇場で上映されています。　この調子で、時には予告編を挟みながら淡々と紹介していく番組でした。　しかし、当時ピンク映画と呼ばれていた作品は、決してその作品名を読んでもらえません。　作品の題名は画面に映し出されていますので、ごらんの作品は、こちらの劇場で、、、と紹介されていました。　その間もブリージンは軽快に演奏が続きます。　懐かしいです。　何故これを思い出したかというと、下側にご紹介しているジョージベンソンとアルジャロウのデュエットアルバム、ギビンイットアップにブリージンが収録されていた為です。　この曲ではベンソンも弾きながら歌いますが、スキャットの大御所・アルジャロウのブリージンも良かったです。　ベンソンのギターも心なしか円くなっていました。　主張の強いお二人ですが、上手くまとまっています。　他にもTUTUやEverytime you go awayなど良い楽曲が収録されています。　リピートボタンを押して、続けて聴いても飽きません。　ライミン、大推薦の一枚です。　もちろん、オリジナルのブリージンも必携の一枚です。　現代の高性能オーディオで聴くギター、新しい発見があるかもしれませんよ。

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