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2010.03.22 Monday

タイトルはNINEだけど女性はSEVEN

author : rhymin' master

日曜日につき早仕舞い。　夕方から映画に出かけました。　夫婦50割と中学生なので、三千円で済みます。　私たちは「NINE」。子供は「ダレンシャン」

子供がコミック／小説でファンになった「ダレンシャン」。　渡辺謙さんが出演していたようですが、彼の演技以外に見る所ナシダメダメ映画だったそうです。　明らかに続編が前提の作り方だったそうですが、その目論見は果たせそうにない出来映え、集客だったそうです。　残念でしたね。

『NINE」は、妻が好きな女優さんが舞台で演じていたものが映画化されたもの。　元はブロードウェイミュージカルです。

舞台で妻の好きな女優さんが演じた役柄を、どの女優さんが演じるのか？も楽しみのひとつだったのですが、なぜか映画版では男性が演じていました。　残念。

ゴージャスな女優陣が話題のナインでしたが、いわゆるミュージカルです。　ファーギーやケイトハドソンの楽曲が全面にフィーチャーされていますが、

ペネロペクルスの歌唱が案外良かったです。　しかし、ペネロペとニコールキッドマンが共演するなんて、映画内プロットより「気を使います」　考えただけで恐ろしい。

007でおなじみのジュデイデンチが胸をあらわに歌い踊るステージにも驚き。　ソフィアローレンの迫力にも圧倒されます。　ファーギー達を除けば女優さん達の歌唱ですので、ミュージカルとしてはもの足りませんが、衣装やイタリアの街並はゴージャス。　ベスパやアルファジュリアヂュエットも素敵。あの頃のオープンは、小さくて潔い。　　ロールバーも枕も無く、肩から上も上腕もはみ出しています。　　その分潔くて格好よいです。

思い出すと、「コーラスライン」「エビータ」「オペラ座の怪人」「ドリームガールズ」など、ちょくちょく見ています。

「ダレンシャン」ではありませんが、二時間前後でつくるのですから、全てを盛り込む事等どだい無理なお話です。　映画は、「ならではのカメラワーク」「ならではのキャスティング」「ならではの音楽」「ならではの」　ならでは、シリアスな台詞の代わりに、素晴らしい喉で聞かせてよ。

素晴らしい喉という意味では、少々もの足らなかったのは「ナイン」でしたが、映画としては、「ならでは」な見せ場満載でしたよ。

MOVIX京都の二階THXスクリーンでした。　シネコンとしてはかなり大きなスクリーンでした。　音色面ではもの足りませんでしたが、箱自体が大きかったためか、まぁまぁ。　　もう少し色気や湿気のようなものが出てくれれば良いのに。　3D等より、音色音質が良いスクリーンの方が嬉しいのですが、、。

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