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2010.10.29 Friday

遠近両用コンタクトレンズを試したみた

author : rhymin' master

処方箋なし◎【処方箋不要】デイリーズプログレッシブ／チバビジョン[遠近両用1日使い捨てソフ...

価格：3,500円（税込、送料別）

数年前に新聞記事で「50歳を越えるとコンタクトレンズ利用率が極端に少なくなる」と知りました。高校生の頃からハードコンタクトレンズを使用してきた私としては、全くの他人事です。

運転中には視野が広くて後退時にも身体を大きく捻る必要がありません。　調理中にも油がレンズを汚すことがありません。　メガネと比較すると、目の疲れを感じずに遠くまですっきりと見えるコンタクトレンズを手放す事など考えもしませんでした。確かに近視でない友人は、40歳を過ぎた頃から老眼鏡のお世話になっていたようですが、、。

しかし、歳は撮りたくないものです。　それまで使用していたコンタクトレンズを装着したままでは新聞が読めなくなってきました。　買い物時にも値札が見えずに困りだしました。＋１の老眼鏡を購入して、適時使用するようになりました。

でも、レンズの根元にテレコンバーターを付けて、レンズの先にワイドコンバーターを取り付けるような作業に疑問を感じだします。　そもそも裸眼では新聞の文字程度なら欄外の小さな文字でも見えるのですから、長年のコンタクトレンズ生活に別れを告げるようになるまでそれほど時間はかかりませんでした。近視用のメガネを新調しました。　いろいろな意味で慣れるのに時間がかかりましたが、自分に折り合いをつけなくてはならないと覚悟しました。

でも、調理中はレンズが油で汚れます。深夜のドライブが要求する度数のメガネでは、カーナビの情報が読み取れません。愛用のサングラスが使えません。　ドライブ中に度付きサングラスを使用すると、暗いトンネル内が怖いです。少なくとも３種類のメガネが必要となりました。

プール内ではメガネは使えませんし、ゲレンデではメガネは怖いので、度数を落としたコンタクトレンズも作りました。　この度数はメガネ以上にデリケートです。遠くか近くか？　両立が困難でした。そこで遠近両用コンタクトレンズの存在を知りましたが、これは価格が通常レンズの５~１０倍ほどにもなります。本当に良いものならハードレンズは寿命が長いので買っても良いのですが、踏みきれませんでした。

今回は、一日使い捨てタイプのソフトレンズですが、遠近両用の物を試してみることにしました。選んだのはその種の製品の中では比較的安価なチバビジョンのフォーカスデイリーズプログレッシブ３０枚入りです。　左右で度数が同じなので一箱だけ買いました。これまで使用してきた使い捨てレンズと比較するとレンズが肉厚だと感じました。故に裏返りづらく、装着しやすいです。　パッケージも工夫されていて、掌に取り出しやすい形状となっていました。肝心の遠近性能ですが、期待したほどではありませんでしたが、期待はずれとも言えません。これまでのハード・ソフトレンズと比較すると、明らかに近くも遠くも見えます。しかし、辞書は読めません。　新聞も明るいところでないと辛いです。値札や漫画の文字なら大丈夫でした。注文時に判ったのですが、近視用のカーブと、遠視用のカーブを両立させることは出来ないようです。－の度数と組み合わせることができるのは＋ゼロだけでした。この点、ハードの遠近両用コンタクトレンズなら、どちらにも度数を付けることができるようです。きちんとした遠近性能を求めるなら、価格が高くともハードレンズの中から選択する必要があるようです。　これから数十年のあいだコンタクトレンズのお世話になった中高年が増えてくるはずです。その方々がメガネに移行せずに、遠近両用コンタクトレンズをお買い求めになられるとしたら、もっと価格が下がるはずです。　そうなったらハードレンズで遠近性能を持ったものが欲しいです。このレンズ自体は、長時間装用時にも汚れを感じない装着感の良いものでした。ちょっと近くが見えづらいと感じ始めてすぐの方には良い選択となるのではないでしょうか？

チバビジョン/CIBA Vision デイリーズプログレッシブのレビューと評価：集まれ！大きなお友達！遠近両用コンタクトのレビューだよ！ [coneco.net 商品レビュー]

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