Deep Space Rhymin' | 平成ゴジラと平成ガメラ

2006.01.13 Friday

平成ゴジラと平成ガメラ

映画の話はまだ先かなと思っていましたが、春休みに新しいガメラ映画が公開されると聞き及び平成ガメラと平成ゴジラのお話を少し書いてみたいと思います。

沢口靖子のデビュー作は84年（まだ昭和ですね）の新生ゴジラでした。それから多くのゴジラシリーズが生まれましたが、私が一番好きなのは平成ガメラ３部作の金子修介監督作「ゴジラ　モスラキングギドラ大怪獣総攻撃」2001年公開作です。この映画は設定も斬新でストーリーも面白く、宇崎竜堂と新山千春との親子愛もうまく織り込まれています。　新設定として、最初のゴジラ以来、全く怪獣達は存在していなかった。現在、日本防衛軍は第２次世界大戦以来、不戦を持って尊しとする軍隊として存在している（この設定のためか、自衛隊の協力ロケ等は無し）そんな現代にゴジラが現る。　ゴジラは先の大戦で亡くなった幾多の人々の怨念が日本国に復讐するために上陸する！という。そのゴジラを倒すべく大和の神獣バラゴン、モスラ、ギドラが立ち向かう。そのお話に防衛軍幹部の宇崎とマイナーTV局キャスターの新山が絡みます。金子監督の希望通りに進んだ映画では無いと聞き及びますが、他の作品とは一線を画する出来です。ゴジラも全編にわたって白目です。人もいっぱい死にました。　結構怖いゴジラです。しかし、なぜか「とっとこハム太郎」と併映でした。　私が思うに、「先の大戦の犠牲者が復讐するなら米国にだろう」などとクレームが某方面から来るのを恐れた東宝がメッセージ色が無いことをアピールするために幼児映画を持ってきたのではないかと、、。でも、知らずにこのゴジラを見た子供は大泣きしたそうです、全国で。　当時、年末年始のテレビＣＭもかなり少なかった様に思います。でも、観客動員数は多かったんです。見る人は見てくれたんですね。怪獣映画なんかとお思いの貴方も、もし機会があれば見て下さい。新山千春、上手いですよ。　さて、そのゴジラを作った金子監督のガメラ３部作です。　私はゴジラシリーズよりこの３部作の方を評価しています。こちらは自衛隊の全面協力の下、製作されています。怪獣に立ち向かう武器も「メーサー砲」では無く、スカッドミサイルやパトリオットです。当たれば肉がそげ落ちますし、血が流れます。特撮セットもカメラアングルも素晴らしいです。私の周りではゴジラに劇場に足を運ぶ方は居られますが、ガメラは人気無いです。確かに昭和ガメラはゴジラの２番３番煎じ的なモノでしたし、カリスマ性に欠けるかもしれません。でも、この３部作はいいです女優さんもガメラシリーズの勝ちですね、個人的には。　林やしん平さんが自主製作で「ガメラ４」を製作公開されたのは知る人ぞ知るお話ですが、そんな思い入れを生む作品であることは間違い無いです。年末のボーナスで大型テレビをオリンピック用に買った人もそうですが、トリノが終われば、怪獣映画をサラウンドで見るのはどうでしょうか？　

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| movie | 00:37 | comments(5) | - |

　こんばんは～☆　きよです(^-^*)
まさかこんなところでお会いできるとは((o(^-^)o))
ネットって素晴らしいですね♪　私がライミンさんの
お店へ行ってたのはもう８年、９年前ですから、
あれからずいぶん変わったんだろうな★
　プログすごいですね～！！ゴジラだゴジラだ(*^▽^*)ノ
ゴジラシリーズの人気はすごいですね～★
ハリウッドでも取り上げられてるし(^○^)　
ほんとなんでとっとこハム太郎と併映なんでしょうね(笑)
お父さんもお子さんも楽しめて♪なのかな？
(*^o^)/＼(^-^*)
沢口靖子さんのデビュー作とは！！
沢口靖子さんは関西出身ですもんね♪　同じ女子高だった
先生が、彼女を見にみんな門の前で待ってたよ～って
嬉しそうに話してました(*^o^*)

　また京都へ寄った際には遊びに行きますね♪
風邪が流行ってますので、お気をつけて( ^-^)＿C□~~
今日はなんだか眠れなくて起きてきたのですが、
起きてきてよかった(笑)　それではおやすみなさい
（*＾ー＾*）

| きよ | 2006/01/13 2:46 AM |

確かに平成ガメラ＞＞平成ゴジラですね。
金子ガメラ１は日本の怪獣映画の中では私としてはベスト１としたい映画でした。ギャオスが壊れた東京タワーで休む姿はとても美しかったと覚えています。ガメラ２は自衛隊マニアに受けたようで、３は京都が舞台でしたから京都在住者としてはつっこみどころが多かったですね。
ゴジラはハリウッド版「ゴジラ」は結構楽しめましたが、日本のゴジラはもう散々ですね。でもマスターお勧めの金子ゴジラをＤＶＤ借りて観たいです。

| ＴＴ乗り | 2006/01/13 4:13 PM |

ぜひ、借りて見て下さい。　大体、この映画に怪獣総進撃とか付けるのがおかしいんです。　東宝、そうとうあわててたんだと思いますね。
天本英世（死神博士）は初代ゴジラでオキシゲンデストロイヤを製作した博士の亡霊として出演、大和田伸也は軍の幹部でゴジラ迎撃を間抜けに指揮する好演、前述の宇崎、新山等々、出演者も熱が入っています。
釈ちゃん、菊川怜とは一線を画してます。　怪獣達もまあまあです。
カメラアングル等はやはり素晴らしいですし、箱根の戦いは日中の戦いでも迫力を出せるというよい証明ではないかと思いました。
豪邸のサラウンドで、ど～んと見て下さい。
　アーカイブにある、ウルトラマンマックスも要チェックです。　皮膚科のＴ先生も毎週見ているそうです。　とりあえず、２～３週だけでもチェックしてみて下さい。一つは気に入るエピがあると思いますよ。

| rhymin master | 2006/01/14 12:59 AM |

　マスターこんばんわ。迷いに迷ったあげく、anazon.comで金子ゴジラの３枚ものDVDを買ってしまいました。今日の朝届いたので、奥さんの白い目（ゴジラより？　^^;）を気にしつつ、２枚半まで観てしまいました。マスターの推薦通り、金子テイストのなかなかビビッドなゴジラでした。
　日本古代の神話をストーリーの骨格の一部をなしているところは平成ガメラにつながるところですね。防衛庁が防衛省になっているところには、事実、現実の方が追いついてちょっとシニカル。戦闘シーンはやはり迫力満点でしたが昼間に観たので逆光で画面が暗すぎました。夜中にこっそり大画面で見直そ。
　ところで、モスラが横浜に飛来するときに二人の女の子がずーっとみつめているシーンがあるのですが、あれはザ・ピーナッツへのオマージュなのでしょうか（双子ではないですが。マナカナだったらちょっとやりすぎか）？。

| かがちん | 2007/03/04 9:11 PM |

奥さんの白い目と戦うのは、古今東西、永遠に続く事でしょう。
ゴジラも、この作品では白目のまま、知らずに来館した子供達は大泣きだとか。　その迫力は、日が暮れてからの方が感じやすいかもしれませんね。　三宅島や双子姉妹など、過去の作品への想いが出ていますね。
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| rhymin master | 2007/03/04 10:54 PM |

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