2016.08.27 Saturday
富山県入善のジャンボすいか
富山県入善のジャンボすいかをいただきました。
藁で編まれた草履の様な緩衝材を上下に纏っています。
重さはなんと13キロ。
もう今年の出荷分は終了しているので、きちんとした情報が得られませんが、
手元にあった13キロサイズの売価は6,000円だったはず。
より大きなもので8,000円、小さなものでも4,000円。
決して大味ではなく、果肉感が楽しめる瑞々しいおいしいスイカです。
宅配便が普及する前「大きすぎるスイカは持ち運びに適さず、贈り物にも適さなかった」
かもしれません。
でも流通が良くなり、販路が飛躍的に大きくなりました。
ラグビーボール状の大きなスイカを見たことがない首都圏の富裕層に直接スイカを届けることが可能になりました。
使いみちが減った稲わらを上手に利用して、「付加価値を高める事に成功した」ことも大きそう。
農家さんの弛まぬ努力と、販売業者さんの創意工夫で、高い付加価値を創造し、
生産者も消費者もウィン・ウィンの関係が生まれているように感じました。
競合各社の消耗戦を誘発するだけ、その場しのぎの提案ではなく、
正しい工夫から生まれた成功だと感じました。


