2010.01.28 Thursday
ピンクフロイド
店内で流しているスターデジオ。 今週の451CHでピンクフロイドが流れます。アルバム単位での選曲ではありませんので、本来の魅力が感じられているのかどうか?判りませんが、とても良いと再確認しました。高校生の頃、ピンクフロイドやレッドツェッペリンを聞いている友人が居ましたが、私は興味を持てませんでした。何故だろうと考えてみました。今日聞いたピンクフロイドは、コールドプレイやU2、クイーンのルーツを彷彿とさせる重層的な音楽でした。 私が若い頃に親しんだ日本のフォークソングやアメリカのポップス、ロックとは趣を異にしていました。私が高校生の頃に聞いていた音楽と、かの音楽との違いは「簡単に真似出来そうな音楽と、その気も起こらない音楽」。ピンクフロイドには、クラシックの要素がある様に思いました。 残念ながら教養の足らなかった私にピンクフロイドの良さは理解出来なかった様です。今でも教養というものとは縁遠い私ですが、少しばかりの経験は積む事が出来ましたので、今になってピンクフロイドの良さの片鱗が判りかけたという事の様です。ひとつ言い訳をさせてもらうとしたら、1970年代にリリースされていた英国の音楽レコードの音質は、低温不足で固いものが多かった様な気がします。 その点、A&M等に代表されるアメリカのレコードは、カーペンターズしかりジョージベンソンしかり、イーグルスもドゥービーブラザーズも、ゴリゴリとズンズンと響きました。 音楽が好きなのか、オーディをという機械が好きなのか、という私でしたので、いきおいアメリカの音楽を聴いていたのでしょう。 また、ポロンポロンと弾き始めたギターの練習に、ピンクフロイドは不向きでした。昨今のリマスターCDのお陰で、UKの古い音源も良い音で聞く事が出来ます。 新しい発見があります。 知ろうと思わなければそれで終わりですが、望めば、自らが動けば、新しい楽しみや喜びがたくさん待ってくれているようです。未だ経験した事がない、生プロレス観戦。 寄席で楽しむ落語。 劇場で楽しむミュージカル。 これらを近いうちに経験したいと計画しています。 まだまだ新しい事が待っていると思うと、、楽しみです。