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2006.12.04 Monday

サーカスの思い出

author : rhymin' master

先日、知り合いからサーカスのチケットをいただきました。　木下大サーカス？ボリショイサーカス？なになに？スーパーサーカスとあります。　チケットにはイラストだけ。　聞いたことの無い団体です。　まさか、最近流行の宗教団体制作公演（映画）ではないでしょうね？　怪しく明滅を繰り返す照明に照らされているうちに洗脳されてしまい、退出時には観客が手に手に怪しげな壺を持っていたりして、、？　まさか、そんな事は無いでしょう。　調べてみますと、きちんとした団体のようです。　残念ながら自分は行けないのですが、小学生の次男は楽しみにしています。　知り合いのご家族にチケットをお預けして、みんなで楽しんでもらおうと思っています。　よろしくお願いしますね。

さて、みなさんはサーカスを楽しまれたことがおありでしょうか？小学生の頃に行った木下大サーカス。　大阪城ホールでユーミンとコラボしたロシアのサーカス。　自分が親になってから、子供の手を引いて行った木下大サーカス。　そんなサーカスの思い出は、、。

サーカス。　バターの香りと獣の臭い。　２サイクルバイクの排気臭。　足下の隙間からは足場の骨組みが見え、数メートル下に地面が見えます。　サーカスはある意味残酷です。　経済的に余裕のある家族は、数千円を払い特別席へと移ります。　手にはポップコーンやアイスクリーム。　おもちゃまで持っている子供もいます。　けれども、それを言うまい、気付くまいと。今日、ここに連れてきてもらったことが嬉しいと我慢する子供もいますね。

それでもサーカスが始まってしまえば、どこに座っていようと同じです。　なにやら怪しげ、なにやら隠微。　なにやら可笑しく、なにやらどきどきします。　初めて間近に見るピエロや猛獣たち。天高く舞う空中ブランコ。　お約束で落ちてくる演者も、初めて見たときはドキリとしました。

自分が小学生の頃、最も印象的だったのは網状の大きな球体の中を、縦に横に走り回るバイクでした。　途中から２台でぶつかりそうになりながら走り回る時には、口が開いていたと思います。　40年たってもあのときの事を覚えているのですから、不思議なものですね。

40年たって、今見るサーカス。　今でもバイクは走ります。　象もキリンもいます。　でも、今、衝撃を受けるのは、生身の肉体ですね。　円筒の上に板を置き、その上で倒立をする人に感動します。　子供の頃は、演者の筋肉を見て何も感じませんでした。　プロレスラーの筋肉を見てもそうです。　２メーターを超える身長、あるいは1メートルそこそこの大人には驚きましたが。　多分、大きくなった自分にも立派な筋肉が手に入ると思っていたのでしょうね。　現実を知った今、彼らの技と肉体に賛美と尊敬の眼差しを向けるという訳です。　簡単に見える技ほど、素晴らしいものが多いことも学習しましたしね。

もうすぐサーカスに出かける次男にも、何か良い思い出が出来ることを願います。

| その他 | 23:56 | comments(2) | - |

おはようございます。サーカスですか。私も幼少の時と、何年前になるのか、梅小路広場にと、二回見にい行きましたが、幼少のころ、場所も定かでは無いのですが、(伏見の藤森？）マスター同様、ライオンや像の記憶は無いのですが、バイクの記憶は爆音とともに残っています。空中ブランコもあったのかな(^_^)

| やっさん | 2006/12/05 9:06 AM |

子供は、ずっと覚えていますよね、きっと。　何に乗っていったのか。　早めに家を出るのか。　途中から入るのか。　どんなお話をしたのか。　何を食べるのか？　ゴミはちゃんと始末したか。　割り込みをしたか。
最後まで観てから帰るのか。　早く出てしまうのか。　大きな拍手をするのか。　大きな声を出すのか。　象やキリンより、親のすること、したことを、ずっと覚えています。　　それぞれの家庭のルール。　社会のルール。　親も一緒に勉強ですね。

| rhymin master | 2006/12/06 12:13 AM |

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