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2008.04.29 Tuesday

２００８年度全国学力・学習状況調査の問題と解答例＜小学生＞

２００８年度全国学力テストが行われました。　小６と中３を対象に、国語と算数・数学の２教科で身に着けておくべき「知識」（Ａ）と実生活に役立てる「活用」（Ｂ）をそれぞれ実施。平均正答率は知識（Ａ）が72・８～82・２％、活用（Ｂ）が61・２～72・０％で、活用力に課題が残ったということです。　問題と回答例がありますので、ご興味がある方はこちらのページをご覧になり、場合に依ってはpdf書類をダウンロードされてみてはどうでしょうか？　自分たちの時代にはなかった様な問題もありますので、面白いですよ。

以前、天下の東大生に東京札幌間の距離を尋ねた所、とんでもない回答を出す者が珍しく無いという記事を読んだ事があります。　生活に密着した知識でも、学校で習わなければ、知り得ない場合があるのだと聞きましたが、今回のテストでも、その辺りを問いかける問題がありました。

大人なら、簡単に判る問題ですが、

小学生には、そうでもないようです。　うちの子供は、１ℓの水が１キロだということを知りませんでした。　習っていないと言います。　その言い分が本当なのかどうかはともかく、親としてはショックでした。　問題を挟んで親子で復習をしましたが、簡単な計算問題はともかく、知恵を問うような問題もあり、普段からの家庭学習の大事さを再確認しました。

国語も記述式の問題が多く、文章力、読解力が要求されます。　喋り言葉で回答を説明出来きたとしても、制限文字以内で正しく書けるかどうかは別問題です。

数国４種の問題とは別に生活アンケートがあり、塾に通っているか、それは先行型か、補填型か？　家庭ではどのように過ごしているか？家庭学習はどのようなスタイルか？　生活習慣は？　など多方面にわたった設問がありました。学校で教えている基礎問題の正答率と、発展問題の正答率との間に開きがある生徒とそうでない生徒の間に塾がどのような影響を与えているのかを探るのが主目的だと思いましたが、どうでしょう？

学校間格差、新指導要項、授業数、モンスターペアレンツ、スキル不足の教員、不登校、いじめ、問題が山積するなか、現場を無視して行われる改革、、。　とりあえず、自分の子供は自分達が見守る覚悟を保つのが得策ですね。

問題を見てみましたか？　回答付きですので100点目指してトライして下さい。

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