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2009.06.06 Saturday

岡田さんの解説

author : rhymin' master

今日のナイターはKBS京都で放送があり、解説は岡田前監督でした。　店内TVで放映されているテレビ中継の音量は基本的にほとんどゼロ。　SPからは音楽が流れています。

夕食時には2Fに上がれましたので、今シーズン初めて岡田監督の解説をゆっくりと楽しむ事が出来ました。

真弓采配をこき下ろすと評判の岡田解説ですが、

ちょうど2Fで見ていたのが8回の裏。　新外国人ブラゼルがこの日２本目のヒットを放ち一塁ベース上に居ます。

「なんで、代走出さへんのや？　ここは代走平野やろ。　ブラゼルのままやからファーストはベースを離れてるんや。　こんなんやったら代打の高橋のヒットゾーンが狭なるやろ。　なんでや？　」

そこで代打高橋は見事センター前ヒット。ランナー一塁二塁。

「平野やったら3塁まで行っとるやろ。」ここで、高橋に変わって代走平野。

「だいたい、ここで2点入ったら球児にセーブがつかへん。　今頃、球児はブルペンで『セーブつかへんやん』　とぼやいてるわ。」　「ほら見てみ！　オリックスのベンチからホームへ投げと言ってるわ。　ヒットが出た時、普通は本塁だだセーフや。　せやけどブラゼルやったら本塁で刺せると思われてるんや。　あかんやろ。」

「今日はブラゼルがヒーローインタビューやろ。　阪神タイガースの、甲子園のヒーローインタビューは特別なんや。　はよ、ブラゼルはベンチに戻して通訳とインタビューで気の利いた事を言わす練習させなあかんのや。」　って、この辺りは言いがかりの域ですな。

星野阪神が強さを見せる前の「NHK解説陣／大島や今中」の解説は、阪神の事を完全に見下した物で、聞くに堪えませんでした。　その点、岡田前監督の解説は、真弓采配に文句をつけているものの、そこには阪神に対する愛があります。

麻雀等で、他人の手を見ていると、「あほちゃうか？　次のツモを知っているんか？いかさまか？　それともルール知らんのか？」と思う事があります。　でも、そんな方でもツキがあれば勝てます。　でも、そんな勝ち方でおもろいんか？　というのが岡田解説の基本の様な気がします。　そこまで言わない方が得をする事を岡田前監督は知っているとは思うのですが、言わずにおられない「野球好き」の性でしょうか？

滑舌は悪いものの、同席しているアナウンサーが気の毒ではあるものの、私は好きです。　岡田解説。　みなさんはどうですか？　ようみてはりまっしゃろ。　ほんまに野球がお好きなんでっしゃろな。　職業は野球。趣味も野球。　日本一になるまで頑張ってみなはれ！

| タイガース | 01:47 | comments(0) | - |

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