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2009.12.17 Thursday

コタツで麻雀

author : rhymin' master

アカギの透明牌麻雀等、考えただけで恐ろしくなります。　私は緊張すると鼻の頭が痒くなりますので、透明牌での麻雀など願い下げです。　直ぐにブラフがバレてしまいそうです。

囲碁はもちろんの事、将棋すら不調法な私にとって、世界で最も面白い室内ゲームは麻雀です。　とは言え、ここ10年は牌の感触は味わった事が無いのが実情です。

しかし、昔はコタツの天板をひっくり返して、よく麻雀を楽しみました。　もちろん麻雀用のゴムマットを敷いた方がガラガラ音が小さくなりますので具合は宜しいのですが、昔のコタツ天板は全て羅紗状の緑色の起毛布が貼られていた物です。

しかし、小型温風ユニットが装着されるようになってからの家具調コタツの天板は、裏も表もデコラ張りとなっています。

あの頃のコタツが懐かしい、と思いましたが、現在では裏板に

羅紗状の緑色の起毛布が貼られている天板を持つコタツは生産されていないそうです。　

その昔、毎年夏になると仲間と琵琶湖は近江八幡国民休暇村で待ち合わせました。泳いだり、ビーチボールで遊んだり、肉を焼いたりビールを飲んだりで一日を過ごすのですが、誰かが真夏だというのにコタツを運んできます。　誰かがマットと牌を持って来ます。　真夏の炎天下で麻雀大会が開始されるのです。　時にはガラの悪そうなおっちゃんがやって来ますが、こちらも見た目だけは悪そうな奴がいました。　単に手術の跡なんですが、背中に袈裟懸けの傷を持つ友人、怖い顔の友人、外国人に見える友人。　私はどうだったんでしょうか？　とりあえず、どなた様に迷惑をかけるわけでもなく、かけられる訳でもなく、戦いが繰り広げられました。　汗とサンオイルでべた付く牌のおかげで、ちょんぼも続出した事を思い出します。

最近の若者は麻雀を楽しむものが減っているそうです。　まぁ、腰を痛めたり。　あっという間に時間が経ったり。お金の貸し借りを生んだり。　あまり息子に勧めようとは思いませんが、本当に面白いゲームであると思います。　いつかアカギの透明牌を使って半日程楽しみたい気持ちもあります。

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