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2010.06.06 Sunday

薫りと記憶、そしてメメント。

author : rhymin' master

ディオールのシンボル。ディオリッシモ。

クリニークが提供する男性用フレグランス

コネコネットにフレグランス部門が出来ましたので、早速記事を書きました。

書いているうちに、当時の事を思い出しました。

薫りが記憶を呼び起こす事もありますが、思い出が薫りを呼び起こす事もあります。

カーリーサイモンの

ホットケーキという素敵なアルバムがあります。　これはLPレコードでしか所有していません。

A面の終わりに短いドラムソロがあります。　それを聞いてからレコードを裏返します。　当時は、音楽よりオーディオに興味が偏っていた時代だったようで、その短いドラムソロのバスドラムの押し出しや、スネアの切れの再現に心血を注いでいました。　そんな中、このアルバムの音楽性の高さは素晴らしく、記憶に刻み込まれています。

デジタル音源で、稀にこのアルバムの収録曲を耳にする事があります。　

鮮やかに蘇るのは、当時部屋に置いていた合成皮革製クッションのソファの匂い。　アルバム紙ジャケットの薫り。　レコードを保護するビニール袋の薫り。　静電気除去スプレーの匂い。　様々な薫りが実際に鼻腔をくすぐるかのようです。

不思議な脳の働き。

それは、この映画レビューにも関連します。

映画の素晴らしさを再確認。　万人のメメントたれ。

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