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2013.04.02 Tuesday

団地ともお　NHKでアニメ化　もうすぐ放送開始

外人さんが日本の通勤電車内で驚くことのひとつに「社会人が漫画を読みふけっていること」というのがあるそうです。そりゃそうでしょ。　日本の漫画と海外のコミックは違いますから。不景気にあえぐテレビ局がドラマ制作にあたってこぞって採用するのが日本の漫画。　なにも原作漫画のファンが取り込めるからという理由だけではありません。　設定・物語自体が優れているからでしょう。ライミンにもたくさんの少年漫画、青年漫画誌があります。流石にサンデーやマガジンはあまり読まなくなりましたが、ビッグコミック系や少年誌でもチャンピオンには楽しみにしている連載がいくつかあります。その中でも特に好きな作品のひとつがNHK地上波で放送されます。小田扉先生の「団地ともお」おひとりでお見えになり静かに漫画を読まれているお客様が、ともおを読んでおられるのを見つけると、思わず声を掛けたくなります。「お好きですか？」　「え？マスターも？」はたして「団地ともお」の世界観がどれほど再現されるのか　不安であります。どこが良いのか？　説明するのはとても難しいです。　少しでもお伝えしようと考えますと、

ともおは小４。　難しいことは判りません。　というか気にしません。もし、小田扉氏が作品の中でなにかを伝えたい時には、事象によって登場人物を使い分けてお話を組み立てているように感じます。ともおは、あくまで小４のともおです。絵自体にそれほど希求力がありませんので、連載当初からの熱心な読者ではありません。最初に心を掴まれたシーンは、公園にある階段を駆け下りるともおが、右手指を階段横に設置されている金網にひっかけながら疾走するところでした。　バラバラ、ジャラジャラっと。小３の私は山を切り開いて作られた近隣小学校の分校に通っていました。　尾籠な話で恐縮ですが、検尿の試験管を屋根付き階段のコンクリート製の壁に押し付けながら登っていた時に、力加減を間違えて穴を開けてしまい大変なことになりました。いや、みんなやっていたんですよ。（子供の言うみんなはみんなではありませんが）そんな時の気持ち、爺ちゃんが死んだ時の気持ち、転校生を迎えた時の気持ち移ろう季節になんの感情も持たなかった当時の気持ち。そんな自分を思い出させてくれる「団地ともお」期待してます。　久しぶりに録画予約をセットしました。毎週土曜日　午前９時３０分放送です

| television | 17:52 | comments(0) | - |

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