2014.10.31 Friday
ENGINEで戴いたシェラリゾート白馬宿泊券で信州旅行 その3
善光寺の駐車場から県道37号線に入ります。
ここからシェラリゾート白馬を目指すには、峠道国道406号線か
有料トンネルを含む県道33号線があります。
33号線は通称オリンピック道路と呼ばれていて、文字通り1998年開催の長野オリンピック
で主会場たる長野市内と白馬村を効率よく結ぶために作られたようです。
地元に方に伺ったのですが、やはりオリンピック道路を勧められました。
ENGINE誌記事内では406号線を利用されたようですので、後ろ髪を引かれる思いで
平坦な33号線を進みます。
標高を稼ぐ形で進む406号の場合は、トンネルを抜けた時に白馬連峰がド~ンという興奮が
あるそうですが、時短には33号線が有効だそうです。
概ね80分程で栂池高原スキー場取付道路交差点が見えました。
目的地は目の前です。
シェラリゾート白馬は、カナダ産のウエスタンレッドシダー材を全面に押し出した外観が特徴。
エントランス左側2Fにはガラス張りの美しいビュールームが見えました。
3万坪の森に包まれたゲストハウスは、やはりカナダから輸入した木造2X4建築。
2階建てのコンドミニアム形式の棟が庭園を挟んで左右に展開します。
向かって右側が2ベッドルームのスイート。
私達には左側のダブル・ツインルームが用意される棟の2階が用意されていました。
カーペットや壁紙、カーテンを始めとして、洗面ボウルやバスタブもカナダ産だとか。
カランの開閉回転方向が日本のそれとは逆なのも面白い。
庭園奥には古民家を移築して造られた掛け流し温泉・露天風呂があります。
夏場に楽しめるガーデンプールも。
シェラリゾート白馬は、セミオールインクルーシブと云えるシステムが採用されています。
宿泊客は、夕食時にレストラン内で注文する飲み物料金以外は、館内に用意されている
飲み物や食べ物にお金を支払う事がありません。
二部屋ある共有のラウンジには、赤白ワイン、コーヒーやハーブティ、アイスキャンディー等。
館内にある可愛いタンスや宝箱にはお子様向けのお菓子。
露天風呂には瓶入りコーヒー牛乳や天然水。
広い庭園や森を散歩して、小腹がすいた時には、玄関ポーチに用意された
グリーンカレー・卵かけご飯・ちまき。 季節によってトマトやきゅうり、柿等が冷やされます。
朝食バイキング時には、赤白ワインの他にスパークリングワインのサービスもありました。
無料のビールはありませんでしたが、館内の自販機では350ミリが230円とコンビニ価格でした。
チェックアウト時に支払う追加料金は、夕食時に注文した飲み物料金のみです。
温泉施設があるにも関わらず、入湯税を徴収される事はありません。
宿泊料金で前払いしているという解釈も成り立ちますが、一泊二食付きの基本料金は
かなりお安めに設定されていますよ。
お部屋の設え、夕食のフレンチ、朝食バイキング、無料で楽しめる飲食、良い泉質の天然温泉、
スタッフのクオリティ等を思うと、多くの方に満足してもらえると感じました。
特にエントランスホール向かって左側の階段を上がったところにあるガラス張りのラウンジが最高です。
朝夕を問わず、このお部屋にある上質な椅子に深く腰をかけて、時間を忘れる。
これこそが本当の贅沢だと思いました。
場所柄、スキー時期にも楽しめるホテルでしょうが、春先や晩秋のお客様が少ない時が狙い目かも。
私は、どうしても詰め込んだ計画を立ててしまうのですが、いつかそんな日が来るかな。
シェラリゾート白馬にはドッグホテル設備もありますので、愛犬家の方々にもオススメできます。
連泊を楽しめるお客様が2日続けて同じ料理が出る心配もないようです。
8時から 遅めのフルコース。 良い食器に優しい味わいのフレンチ。 ゆっくりと楽しめました。
明日は早起きして、露天風呂でコーヒー牛乳を飲もう、腰に手を当てて。




