Deep Space Rhymin'

ディープ・スペース・ライミン
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2012.10.28 Sunday

乾燥した空気と適度な室温が良いサウンドを伝える

author : rhymin' master

1980年のライミン開店以来、ずっと店内にあるものというと、今は壁に固定しているYAMAHAのNS-1000Mという3wayスピーカーと、たち吉Adam&Eveブランドのシュガーポット。

壁材の米松突板とコンクリートブロックも変わりません。

YAMAHAは高校生の頃に親ローンで購入して以来、たまに増し締めを行う程度でノーメンテナンスです。　中高音担当のドーム振動板はベリリウム合金で、本来は玉虫色に光り輝くのですが、今はタバコ脂や食用油が埃を取り込んでシルクドームの様に見えます。　振動板の質量が増えているので、設計通りのサウンドで無くなっているはずですが、店内で流す向きに上手く合致していると適当に解釈しています。

毎日同じ音源を、同じくらいの音量で流していますが、一年を通じてこの時期が最も良い感じのサウンドが流れているように感じます。

振動板が揺らすのは店内にある空気。　その空気に含まれる湿度が下がり、様々な機械の動作に無理を強いない良い室温。　その室温を保つために作動しているエアコンも最低の仕事しかしていません。　それらが相まって、ダメな夏の空気から一気に良い感じの空気に転じるこの秋のひととき。

特に解像度が高まるとか、低音楽器の進行がよく判るとか、ベースが弾むとか、そういうことでも無いのですが、とりあえず、心にストンと収まる良い感じのサウンドが流れるように感じてます。

石の壁、分厚い米松の突板。　スタジオ仕様に準じた耐久性の高いスピーカーシステム。　初期投資はちょっと高めでしたが、30年を超えて実用に耐えていますので良い買い物だと思えます。

今月に入ってから、店内の流し台・水道配管・台下冷蔵庫・それに加えて玄関下の汚水桝・店外歩道内の下水排水管工事と、色々なものが壊れました。

そうそう頭蓋骨にヒビも入りましたね。

指で押さえた感じに過ぎませんが、頭蓋骨のヒビは概ね再生されているような気がしてます。

頭の痛みが無くなり、音を楽しむ余裕が出たのに、今度はCDプレーヤーが壊れました。

今は、TEAC/ティアック iPhone/iPad/iPod用ドッキングステーション　DS-H01 S　(シルバー)のレビューと評価： iPodをより高音質で一日中楽しめるDAC/ドッグ [coneco.net 商品レビュー]

CDデッキの出番はとても少ないのですが、無いのも困ります。

壁やスピーカーは良い物を買えば、長持ちしますし、満足度も高いですが、純然たるデジタル機械のCDデッキは難しい買い物。

普及期と中高級機にあるトレイの動作質感、パネルデザイン、音も、、、違いますしね。

ソニー製でとても安いSACDプレーヤーがあります。　marantzにも良いモノがあります。

ちょっと迷っています。

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