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2006.11.28 Tuesday
＜教育再生会議＞いじめた側の児童・生徒「出席停止」を提言 その２
きんのの（昨日のを意味する京都弁・最近、人に言われるまで、その様な発声をしていた自覚はありませんでした、びっくりしました。）続きです。長男を受け持って頂いた担任は小学校3名中学校3名、高校1名。 次男は今のところ2名。 （保育園を除く） 個人的な意見ですが、印象に残っている先生方は、熱い先生です。 高校3年間を受け持って頂いたA先生は、３者面談時、各生徒に1時間かそれ以上を掛けて頂きました。 のべ50時間以上です。
人によっては反対側におられるクールな先生を支持されるかもしれません。 熱い関係を苦手に感じる人もいますものね。 私は、教育者は熱い人であってほしいと思っています。 新人の時の失敗も、生徒や教育に対して熱いものを持った上でのものなら、私は許せます。 失敗も反省があれば、向上に繋がるというものです。昨日、NHK/BSディベートという番組で「いじめ問題」を扱っていました。 大学教授やら、改革委員やら4名ほどが言い争っている番組でした。 最初からけんか腰で始まりましたので、各４名の出自を知らない私は面食らいました。 最後まで観て、彼らは旧知の仲であり、なおかつ対立関係にあると理解しました。 ディベートですから、対立関係にあるもの達を組み合わせるのが当然なんですがね。 ある意味では不毛。ある意味では勉強になりました。 気になった所をいくつか書いてみます。
教師の多くが、自分たちの評価を恐れていることを知りました。 しかし、予備校等では講師の人気・能力において年俸が上下するのは普通の事です。 契約も能力によって決まります。
最低限の雇用関係はともかく、能力によって給料が上下することを恐れるのは何故ですか？
英語、パソコン等の習得に忙しいとこぼす教師もいました。 しかし、小中高の教師が取得を迫られている英語・パソコンのスキルが、それほど高く設定されているとは思えません。 村名主の次男坊が寺子屋の教壇に立っているわけでもあるまいし、大学を出て、専門教育を受けて資格を取った人たちでしょう。 最初から持っていても不思議ではないとも思えるのですがね。
教壇でのスキルに不安があり、専門教科外の技術習得に不安があり、生徒指導に不安があり、。
不安があるのは当然かもしれませんが、それが仕事でしょ？ そこを評価されることを恐れるとは？ 医師も、商店も、サービス業も、駄目と評価されたら終わります。 よね。民営化問題に揺れる郵便局関係のニュースにこのようなものがあります。 トヨタ式の高効率を導入すべく、指導をいれたものの、うまくいかないそうです。 椅子に座りながらの仕事ぶりを糾弾され、椅子をはずしての仕事で、腰痛になった。とか。 あまりに酷く叱責されて、ノイローゼになった。とか。 指導者がいなくなったら、元に戻った。とか。 人員不足で、亥年の年賀状は遅配を覚悟している。 とかです。 全てを笑えませんが、どうなんでしょ？ 少なくとも、私は知っています。 NTTが電電公社時代、既に一般的では無くなっていた電報専属に職員がいました。 仏滅、大安の日は多少忙しかったようですが、暇な日は、朝から自家用車の洗車。 昼からキャッチボール。 夕方には帰りましょ。 もし、あのままなら、未だに携帯電話は肩掛け式かもしれませんよ？ 今の郵便局に、これは無いと思いますが、納得できる様なクレームは聞いたことがありませんね。公務員であれ、民間企業の社員であれ、能力によって評価されることにおいては同じである方が自然だと思います。 頑張っていたら、大丈夫なはずですよね？ 採用試験に合格した人たちでしょう？ そこを頑張れずに、子供達に頑張れはないでしょう？子供の自殺のお話でしたが、各学校の校長先生、自殺しすぎです。
学校の長がどうするの？ それも、自殺問題でなく未履修問題での自殺です。 あの方々は現場を知らない教育委員会出身の人ですか？ このことから考えても、改革委員会、教育委員会を全面的に信用、期待、どちらも出来ない事がわかりますね。学校が楽しいところであれば何よりです。 しかし、親は学校に頼りすぎないことが大切だと思います。 家庭のしつけ、教育がある一定を保つことが出来れば、教師の負担も減ることになり、好循環を生むのではないでしょうか。
