Deep Space Rhymin' | ETCゲートの通過速度は控えめに

2007.03.27 Tuesday

ETCゲートの通過速度は控えめに

日曜日には、車でお出かけ、久しぶりに名神高速を利用しました。　国道1号線を南下し、京都南インターを目指します。　高速の下をくぐり、左に折れる手前で右側車線からウィンカーを点滅。　１台の車を抜かすようにして左にハンドルを切り、ETCゲートを確認しました。　ゲート付近の看板には、カードを確認とあります。

がっ！？　ここで、カードを挿入していないことに気付きました！！　まだゲートまでは距離がありますが、後続に先ほど抜かした白い乗用車が迫っています。　目の前のゲートが開かないことは判りきっていますので、すぐさまハザードを点け、後方を確認しながら停車しました。　お願いだから追突しないでね。

果たして、、

白い車は、それほど飛ばしていない様でしたので、最悪の事態は避けることが出来たようです。ゲート付近も混雑していなかったので、私たちの後方でもトラブルは起きていなかったようでした。　あわてて鞄からカードを探して挿入する必要がありますが、1～2分はかかるだろうと考え、その場所からゆっくりと後退して、二つのゲートの間に自車を置き、後続車の進入を可能にしようと思いました。

しかし、後続の白い乗用車は、よほど気に入らない様子です。私が下がろうとすると、クラクションを鳴らし続けます。　自分は後退してくれません。　安全を確認のうえ、ほんの2メートルほど下がってくれれば、自分も私を避けて進入しやすくなると思うのですが、、。　仕方ないので、後ろを見ながら左にハンドルを切り、接触しないように位置をずらしました。　程なく白い車は通りすぎていきました。　中指を突き立てるわけではなく、普通の運転手でしたが、、。

もちろんこの場合、私のうっかりミスが原因ですので、私が怒る義理は無いのですが、より嫌な気持ちになりました。　ハンドルを握ると権利意識が普段の２倍３倍になる人がいますね。　

ライミンの前には、病院の救急車緊急出入り口があります。　ここには昼夜を問わずサイレンを鳴らす救急車がやって来ます。　その中には常連ともいえる車があります。　京都市消防隊に所属するその車に乗る特定のドライバーは、とにかくサイレンを鳴らしまくります。　マイクを使用して叫びます。　「運転手さん、救急車が右折します。　停まって下さい。」　確かに、最近の一般車はモラルが低く、救急車両が迫ってきても正しい反応を取らない事が多いと思います。　救急車などに乗車勤務をしていると、腹立たしい事が多いと思います。　しかし、ライミン前においてのケースを見ていると、こうも思えます。

北行きの停車しそうに無い車に停車を求めても、結局は相手が完全に停車するのを見届けなければ、救急車は右折できません。　渋滞中なら理解できますが、1～2台の車が対向にいるなら、時速50キロで通り過ぎてもらってから、自車の右折を開始した方が早いというものでは無いでしょうか？　結局、運転士さんの権利意識（救急車やぞ、俺は）が強すぎるために、大きなサイレン音やマイクの声が響くのではないでしょうか？　うるさいのは同じ車です。

１人１人のモラルを高めて、譲り合う気持ちを持てば、つまらないトラブルが減ると思うのですが、、。

話がそれましたが、ETCゲートで失敗したのは私です。　皆さんにも気を付けて欲しいと思います。　世の中には私のようなうっかり者が居ますので、先行車が急停車するかもしれないということもイメージして下さいね。　やはり、20～30キロ程度の速度が適当ですね。

ここ数年、ETC装着車が激増しています。　ETCカードは、クレジットカードの期限と、その期限を同じくしています。　と、言うことは、これから数年後にＥＴＣカードの期限切れに気付かずに進入してしまい、ゲートで失敗。　というケースが多発することも考えられます。　新しいカードに更新した際は、ETCカードの差し替え、もしくは積み替えを忘れないようにしないといけませんね。

久しぶりに万博公園周回道路に入りましたが、往路復路共に２周してしまいました。　ここや阪神高速は、数年に一度ほど走りますが、そのたびに間違えます。　道路案内板のせいにしてはいけませんか？　京都に比べると、判りづらいです。　年に1～2度はカーナビが欲しくなりますね

。

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| 車 | 00:44 | comments(4) | - |

　高速道路に携わる輩です。高速道路における交通事故の中で、料金所（ＥＴＣ）関連の事故が年々激増しているのが現状であります。ＥＴＣに係る事故は、ヒューマンエラーがほとんどであり、マスターがご指摘のとおり、期限切れのカード、カード差込不足等、高速道路をご利用されるお客様のちょっとした不注意が、事故に繋がっています。ＥＴＣのみならず、我々人間は、機器に対する過信（所詮、機器は人間が作ったものです。時には想定外のエラーも極まれですがあります。）、交通法規（ルール・モラル）、譲り合いの精神（道徳心）を忘れているのではないでしょうか。高速道路を携わる輩は、高速道路をご利用されるお客様が安全・安心に走行していただくことを常時、肝に銘じ業務を遂行しています。故に、お客様には最低限遵守していただきたいのは、ＥＴＣレーンでの速度と車間距離であります。規制速度は、２０ｋｍ／ｈ以下の速度で進入していただき、前方車両との車間距離であります。これは、ＥＴＣ機器を取付け際に、お客様にお願いしているところであり、遵守していただきたいのが本音であります。そんなに急いでも狭い日本、目的地に到着する時間は変わりません。そんな当たり前のことを置き去りにしている今の日本社会を危惧する今日この頃であります。

| うどん星人 | 2007/03/27 2:06 AM |

うどん星人さん、コメントを頂きましてありがとうございます。
私の従兄弟のうち２名が、高速道路関係に勤務しております。　恐らくは同じような気持ちでいるものと思います。
関連事故においては、追突・物損のみならず、料金所勤務の方々も犠牲となっていると聞き及んでいます。　夜間の１級国道や空いた高速道路上での速度違反と、ゲート付近で減速せずに走り抜ける事例を比較したとき、果たしてどちらが危険なのか、もう一度考えてみる必要がありますね。
ETC普及に向けて各種キャンペーンを実施している最中に、ゲート付近で取り締まりを行う事は当面、なさそうな気がします。　しかし、いずれゲートに自動速度取り締まり機が取り付けられるかもしれませんね。
化石燃料が枯渇しようと、代替え燃料等によって、個人が車で移動することは無くならないと思っています。　そんな時代ですから、個人の運転や、交通そのものにおけるら正しいルール、モラル、仕組みを教育に取り入れるべきだと考えています。　そちらの方でも、こちら側からも発信していかなければいけませんね。
さて、うどん星人さんというからには、香川の方でしょうか？　それとも大阪？　はたまた伊勢の方？　私の従兄弟は、四国と淡路島にて勤務しています。
http://rhymin.tblog.jp/?search=ETC 　ライミンブログ内ETC関連記事　

| rhymin master | 2007/03/27 6:51 PM |

アメリカに住んでいたことがあります。都心の高速道路はどこへ行っても日本よりは複雑ですが、向こうの人は平気です。１個ぐらい出口を間違えても、次の出口から正解に戻れるようになっているからです。

日本の道路はどちらかというと正解が１つしかありませんね。ETCも同様で、期限切れでないのをちゃんと装着してないと、いきなりゲートダウンとなります。ヒューマンエラーが原因とわかっているのなら、一つ手前でチェックすれば済むことなんですけどね。料金ゲートへのアプローチのずっと手前で、車両と通信できるかチェックして、できなければ運転手にも、後続車の運転手にもわかるように道路左右で点滅つけるとか、大きな音を鳴らすとか。。。

「カードをきちんと差し込んでいますか」なんて看板を立ててもだ～れもみてませんよね。手間を惜しんで運転手に完璧をもとめてもね～。

| Intial X | 2007/04/01 11:52 PM |

Ｘさん、こんばんは。　米国の高速道路は、無料ですか？　無料なら、折り損ねても気が楽ですよね。　
阪神高速などの場合、降りるだけや乗るだけのICがあり、ひとつまちがえると大変なことになる場合があります。　ネットで手に入る地図などでは、そのあたりまでは判らないことがあり、困りますね。　案内表示板も、道が混んでいなければ確認出来るかもしませんが、前後左右に車がいると、運転自体に集中しているので、見過ごしたり間違えたりします。
ETCの次は、全員カーナビを付けろってことでしょうか？
チェックシステムにおいて、栗東インター付近では、事前チェックシステムがあるようです。　はやく全てのICに設置して欲しいですよね。
分割民営化に伴って、横の連携が悪いのも気になりますね。
とはいえ、利用せずにはいられませんので、「頑張って」と言うことですね。　ところで、Ｘさん、やはりドクター？

| rhymin master | 2007/04/02 12:29 AM |

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