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2008.07.30 Wednesday

お迎え放電

author : rhymin' master

グーグルで「お迎え放電」と入力すると、ライミンブログ内「落雷から命を守りたい」が第一番目にヒットしました。

それで昨年8月9日の記事に多くのアクセスがあるのですね。　

昨日、日本列島は各地で大荒れの天候となりました。　落雷で、増水で、強風で多くの命が失われました。

強風でテントが飛びそうになったら、無理に押さえてはいけないと習いました。

急に増水する河原では十分注意しなさいと習いました。

３つの災難の中では、晴れていても突然起こりえる落雷が、最も避けがたいものと考えます。

それもこれも、教えられたから判るもの。　そもそも原因と結果を知らなくては防ぎようが有りません。

ずいぶん前の事ですが、妻の実家近くにある石浜の海岸の車の進入が容易い所で起こしたトラブルです。

小学生だった長男とミニ四駆で遊んでいました。　以前訪れた事が有る北陸の千里浜なぎさドライブウェイを思い出し、自分の車でミニ四駆をしてしまいました。　最初は良かったのですが、そのうち案の定というべきかスタックしてしまいました。　そのうちどんどん潮が満ちてきます。　この潮の満ち方は、海を知らない私の想像を遥かに凌駕していました。　前輪の半分程が潮に浸かってしまった所で、ご近所の方が海岸と平行に走る舗装路にある漁師小屋の柱に滑車を仕掛けて、牽引して下さいました。　お陰で愛車は廃車の憂き目を避ける事となりました。

潮の満ち干加減を知っていれば、あの様な真似をする事は無かったと思います。　漁師さん曰く「他府県ナンバーのもんがよくしでかすんや。」との事でした。

昨日濁流に飲み込まれ尊い命を失われたお子さん達の事例を思い起すと、引率の方々に急な増水を経験された方がおられたのかどうかが気になります。　目の当りにされていなくても、それを知識として持っておられたのかどうかが気になります。

スポーツ団引率の方がおこされた交通事故においても、車外放出で亡くなられた小学生のお子さんの事例が報告されていました。

小さな車体より、ワンボックス車の方が客室容積に余裕が有るために、衝突時に搭乗者が壁やガラスに当たるまでの距離が増えます。　この事により、ガラスを破っての車外放出があったり、フロントガラスが相手ならより酷い頸椎損傷となる可能性が高まります。

夏の行楽シーズンとなりますと、ワンボックスの車内では、家庭の居間と変わらない風景が現出します。　何も無ければ良いのですが、事がおきると悲惨な事となるかもしれません。

後部座席でもシートベルトを着用する事にして下さいね。　イメージして下さいね。

事故自体は避けられないものも多く有りますが、それに対抗する準備はどなたでも出来ます。　防げる事は防ぎたいものです。

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