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Deep Space Rhymin'

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鼻腔をくすぐる夏の匂い レミーのおいしいレストラン

本日はお休みをいただきましたので、夏休み小学生スケジュールでうごきました。

朝から小学生が観た映画は「劇場版ナルト疾風伝」 なにやら入場者記念のブレスレッドを戴いたようです。 何色かあるそうですが、本当は他の色が欲しかったと言っています。 小学生にも色々こだわりがあるようですね。

シネコンでしたので、夫婦は他の作品を選べます。 マグマ大使ならぬ「トランスフォーマー」という作品もありましたが、選んだのは「レミーのおいしいレストラン」 外れ無しのディズニー・ピクサー作品です。 ニモ、カーズ、Mr.インクレディブル、等々、予告編やキャラを見てもピンと来ない事が多いのですが、見たが最後、本当に最後まで引き込まれてしまいます。

レミーはどうだったでしょうか?あらすじは3分もかからずにお話しできます。 それはカーズなどと同じです。

しかし、アニメ作品ながら描かれるのは人間の心。 人と人との繋がり。 人の教え。 文化です。 子供や子供のような大人を喜ばせる為のシーンもありますが、その様なものが無くても充分に楽しめます。 音楽は大人の音楽でした。

アニメのネズミといえば、ミッキーマウスが有名ですが、レミーはもっとリアルなネズミです。 尻尾も全身を覆う毛も、肌色の手足尻尾もリアルです。 取り立てて可愛く取り繕っていません。 ネズミ嫌いのかたは、最初は辛いかもしれません。 しかし、最後にはハムスター程度には可愛く見えるかもしれませんよ。

ピクサーの技術は素晴らしく、パリの街並みは実写のようです。 まったく正確に描かれた街並みですが、そこを走る車達がデフォルメされていますのでフルアニメと知れます。 人や物の動きは、モーションキャプチャーに頼らず制作されているようです。 驚きです。

CGアニメで造られる料理が、どれほどの技術で制作されなければならないでしょう。 画面から熱さや照り加減、冷たさやぱりぱり感、料理の熱さを伝えれば、食器の冷たさをも伝えなければなりません。 匂いを伝える事をせずに、美味しそうな感じを伝えなければなりません。

実写作品でも、レンズの曇りを避けるため、冷えた料理にドライアイスの煙をなびかせて熱い料理に見せる工夫があります。 それなら、レミーの料理の方が美味しそうに見えるかもしれません。

街並み、車、バイク、建物、厨房、調理器具、食器、執務室、万年筆、その全てが一切の手抜き無く素晴らしい質感で描かれています。 お話しも登場人物も素晴らしい。 東北新社制作繋がりから、麦人さんが声優の一翼を担う吹き替えの技術も素晴らしいものです。 ヨーロッパのレストランにぴったりのジャズも適切でした。

お子様のみならず、CGに嫌悪感を抱かない大人に、ぜひお勧めしたいと思います。

恐るべしピクサー。

さて、タイトルにある夏の匂いは映画から漂ったのではありません。 それは
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