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2006.10.06 Friday
スタートレック40周年 エンタープライズ最終回
1/850 バンダイ スタートレックエンタープライズ NX-01先日、スーパードラマチャンネルでスタートレック・エンタープライズ＃98最終回が放映されました。 スタトレまるごと４０時間で既に放送済みですが、該当日には丁度、店内改装直後で機材のセッティングが整わず、レギュラー放送を待っていました。小学生の頃、大人に混じってTOSを見るようになってから４０年弱。 本国ではまるまる40周年を迎えています。 あぁ、それなのにそれなのに、その年に全てのスタートレックテレビ放送が終了してしまいました。ワイドビジョン、かつて無いCGクオリティで作られたエンタープライズ。
最初の２話は期待を抱かせるのに充分な出来でした。 出演者のインタビューを見ても、「自分たちのスタートレックで、へまは出来ない。」と、意気込みを感じました。 が、事実上の打ち切りです。 最新の技術で考察され映像化された初代エンタープライズは、どう見てもカーク船長のエンタープライズより未来的？です。 ワープエンジンの整備方法や、潜望鏡のようなサーチシステム、フェイザーガンや転送機等の設定で時代を演出していましたが、難しい問題だったんでしょう。 最終クールに登場したゴーンは、古くからのファンには嬉しかったかもしれません。 クリンゴンは、カーク船長の時代において、額の隆起はありません。 後にいわゆるクリンゴンの顔が出来上がります。 単純に予算の都合です。 エンタープライズでは、立派なお顔でした。 先祖返り？スタートレック史上、最高の予算を掛けて作られた番組で、たくさんのお楽しみがちりばめられていました。 でも、トゥポルのシャワーシーンや、ホシ少尉の半裸を楽しみにしているファンばかりではなかったのかも。 突然、フロリダを爆撃されて家族を失った者達が、復讐の為に手段を選ばない事に賛意を示す者達ばかりではなかったのかも。 SFドラマでしたが、フェイザーや光子魚雷がリアルに描かれるのを待っているファンは少なかったのかも。 以前にも書きましたが、9,11やブッシュ政権が影響したのだと思います。 惑星連邦の起点となるお話。 その中心人物が、西部劇や大リーグが似合うジョナサン・アーチャー？ 彼から、異星人間の理解と和平、貨幣制度の崩壊と貧困や差別の無い社会が生まれていく感じがしないのが一番の問題でした。 記念すべき40周年に、最新のシリーズが終わり、新しいシリーズのお話もありません。 悲しい事。 良い時代が来て、良いシリーズが始まる事を待ちます。 鈴鹿も記念すべき20周年が最後の開催となりそうです。 こちらの世界は、物理的に新しく、装備が行き届いていて、観客席の屋根が白く、無駄なほど道幅が広く、徹底的に安全で、お金が有り余るほど無ければ、駄目だそうです。
もうすぐ韓国ＧＰが件のドイツ人設計コースを用意して開催権を得るそうです。 そうなれば、ますます鈴鹿は望み薄。 せめて、フジと隔年で開催できれば良いのに。スタートレックは、再来年あたりに映画があるそうです。 スタトレはテレビのモノで、映画はどうも？と思いますが、背に腹は代えられません。 ひとつ、楽しみに待ちますか。
