2012.06.28 Thursday
丹後天橋立で茅の輪くぐり
6月24日は丹後方面に116iの慣らし運転を兼ねた日帰り旅行に出かけました。京都縦貫自動車道丹波インターから国道・バイパスを利用して再び自動車道に入り、与謝天橋立インターまで。丹波インターを降りた9号線と27号線が交わるところには、山形屋があります。
この山形屋の経営者が見通部分の地権者で、縦貫道が繋がらないのだとか、その上その経営者が自民党の超大物代議士(現在は引退)の一族だからだとか、色々な噂を聞いたことがあります。ただの通過者にしか過ぎない私にとっては、山形屋さんは「ワルモノ」でしたが、旅の途中で立ち寄った山形屋さんは、「イイモノ」でした。行きはトイレ休憩、帰りは食事とおみやげに利用したのですが、セルフ形式のレストランがとても良いお料理を出しているんです。
丹波米と丹波の黒豆の豆ご飯、普通のお水、きちんと炊かれた昆布、ラーメンの類はスーパー銭湯のそれと変わりませんが、きちんと昆布と鰹節でとられている出汁に驚きます。流行っているのは立地条件だけでは無いのですね。 もし、山形屋さんに閑古鳥が泣いていたなら、もっと早く縦貫道の全通が実現したのでは? それでもあと二年程で全通するそうです。 その節には縦貫道唯一のSAとして山形屋が開店すると聞きました。 そこでも、しっかりとお出汁をとってね。与謝天橋立インターから、伊根町を目指します。 国道と海面レベルが近い。50センチもないような感じ。 そして、磯の香りが弱い。 波が穏やか。国道沿いの家屋や街並みは南伊勢市あたりと変わらないように見えますが、太平洋と日本海でこれほども違うとは、驚きです。
NHK朝の連続テレビ小説「ええにょぼ」の記念碑がある道の駅で昼食をとり、伊根湾めぐり遊覧船に乗ります。

遊覧船1隻につき50羽くらいの海鴎と3羽くらいの鳶がついて回ります。出港前に船尾でくつろいでいた海鴎達は、船出と同時に船と同じ速度で並飛翔します。モーターパラグライダーを利用して渡り鳥を近接撮影した映画がありましたが、それと同じ。 手を伸ばせばかもめを掴めそう。団体旅行客を率いるガイドさんたちがカッパえびせんを与えるからでした。 指先のエビせんを直接。 放り投げたエビせんを空中でキャッチ。船内は大盛り上がり。 お陰で伊根の舟屋群を解説する船内放送は全く聞こえませんでした。自然の仕組みを思うと、いくら雑食性とはいえ海鴎が小麦粉、食用油の高カロリー色を常食にするとは思えません。 エビが入っている? 2%程度でしょう。 まさか、「海に落とすと湿気るやん。」 とか「小魚より食べやすいわ」 「やめられない止まらない」なんて言ってはいないでしょうが、複雑な気持ちになりました。その後天橋立を目指して南下します。橋立北側の傘松公園に登ります。
ケーブルカーとリフトは同一料金。 少なくとも件はリフトがオススメ。 景色を楽しめます。
お約束の股くぐりで一枚。
土器投げにも挑戦。 ここでもおばさまたちが大はしゃぎ。 私のスローに「いや、外れたけどええ感じで投げはるわ、しゅっと飛んでくなぁ」ですと。おおきに。
麓の籠神社(このじんじゃ)でお参り。 ここは元伊勢さんです。旅行前に偶然ラジオで知った「夏越の祓(なごしのはらえ)」の「茅の輪くぐり」。 京都では菅原道真由来北野天満宮で行われてるのが有名だそうです。 くぐる手順は、横の看板に書かれていますので、よく読んでからトライします。ここでも団体客のおばさま方がたくさんです。 ふと見ると、「ふんふん」と読むやいなや「逆周り」を踏む方がおられます。 それでは厄を落とすどころか厄をもらいますよ。きっとあの方は、地図をグルグル回しながら結局迷ってしまうタイプとお見受けしました。でも、茅の輪くぐり。 もし、子供の頃に「ちのわくぐり」に行こうと親に言われたとしたら、です。きっと「血の輪くぐり」だと勝手に脳内変換して、怖がり、泣き、嫌がったような気がします。
♫兎追いしかの山は、ウサギが美味しいのだと思っていましたし。灯台下暗しは、自分たちの暮らしを犠牲にして電力を灯台に回す暮らしをしている灯台守の方々を思い浮かべていました。台風一過は、子供を連れて里帰りしていた娘が帰った後に呆然としている老夫婦を思い浮かべていましたから、、、。










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