年に一度のお楽しみは、江戸落語の四聖地を順に訪ねる東京詣で。
箱根や草津温泉と組み合わせて計画することもありますが、
今年は一泊でした。
白金台・上野・池袋演芸場・両国・日本橋を堪能しました。
運転手は私一人ですので、新幹線にすれば良いのにと助言を戴くことがあるのですが、
例え単調な高速道路が主とはいえ、運転自体を楽しみに感じるので選択の余地はありません。
ETC割引と低燃費を組み合わせると、片道12,000円程で済みます。
先行車追従式のオートクルーズ機能が備わる車なら、あまり悩まなくなるのかもしれませんが、巡航速度をどのあたりに置くのかを考えます。
渋滞を考慮しなければ、80キロ設定と100キロ強の設定で、到着時刻に大きな差が生まれます。
省燃費走行を心がけるべく左車線を走行していても、極端に遅い車両を追い越すと、
そこから右側車線を維持してしまう。
このような事がよくあります。
多くは2車線の高速道路ですので、80キロを維持するトラックを速度差5キロ前後で追い越す風景を数え切れないほど見かけます。
この時後続車にとって、前方の2台は「栓」となりますので、制限速度を守っての走行中であってもブレーキに足をのせることになります。
せっかく手にしている運動エネルギーを熱にして捨ててしまうのが勿体無い。
スムースに流れている状態の先頭で発生した悪意の無い「栓」が、自然渋滞の原因となります。
日本橋では、日本銀行本店の屋根を真上から眺める事が出来たのですが、東海道の起点を90度に曲がりながら覆う首都高速の様子も見て取れました。
スムースに流れているのですが、一台が強く減速してカーブに差し掛かると、そこを起点に
渋滞が発生します。
渋滞が解消する様子も、居合わせた車の反応速度に応じて変化してました。
お互いをリンクさせた自動運転の時代もやって来そうですが、とりあえず今は、
「新東名高速道路や新名神高速道路」において、3車線化とマナーの徹底を望みます。
充分な道幅にポールを建てての2車線化など ほんとに腹が立ちます。
東名高速道路岡崎付近では、車線幅を狭めてまで3車線化を行っているようですが、その辺りの制限速度は60キロとなっているようです。
キツキツの走行は怖いかもしれませんが、もっと怖いのは、夜間などに空いているこのゾーンを100キロで走行中に
「ハイ40キロオーバーです(毎度ありがとうございます。)」っていう取り締まりにあうことかもしれません。
公立校の土日休日化も、オリンピック施設問題も、どなたかが責任をお取りになったという話は聞きません。
それでも、3車線化や制限速度を嵩上げする事に対しては及び腰なんでしょうか?