2013.06.28 Friday
京都大学交響楽団 193回定期演奏会 バルコニー席から
京都大学交響楽団第193回定期演奏会にお邪魔しました。 今回は楽団員さんの横から鑑賞するバルコニー席から。
バイオリンの方々やペール・ギュントの語りをなさる川下氏のお顔は見えませんでしたが、新田ユリ指揮者の表情や、パーカッション演者の様子がよく見えて、とても新鮮でした。 ペール・ギュントでは、弦の響きが踊り子の爪先の様子を伝え、ベースとチェロの響きが腰の動きを見せてくれます。 ティンパニやタンバリンからは踊りそのものが見えるようです。無いものが見える様子は、名人の落語を楽しんでいるような気持ちに似てます。
これまで知らなかった事、太鼓のバチが複数本あること。 ティンパニの上に乗せる小道具があること。 指揮者はタクトだけでなくあらゆるものを使って伝えていること。 バルコニー席、望外に楽しめました。 次の機会にはパイプオルガンの下から鑑賞してみたいです。 素晴らしい演奏をありがとうございました。
