2009.07.31 Friday
四国広島山口1300キロドライブ 二日目〜三日目
昨日の記事に載せた広島路面電車の写真にあるのは、おそらく30年以上前にライミンの前を走っていた電車そのものだと思われます。 朝は五時代から日付が変わるまでガラガラと振動と騒音を伴って走っていたあの電車の仲間だと思います。 広島の路面電車は新旧織り交ぜて何種類もあるようですが、この京都市電は最古参のひとつでしょう。 聞くところによると、処分するにもし辛いとか?
この個体はおそらく最新型の欧州製だと思われます。 同じ軌道幅なんですね。KKRにチェックインしたものの、「うえののあなごめし」がまだお腹の中にいます。 広島焼きを美味しくいただく為には、今少しの時間が必要。という事で市内まで歩いて繰り出します。 広島城の横を抜け、70年代テイストの県庁舎を眺め、八丁堀へ。 そこにある福屋/天満屋/三越百貨店を覗きました。 天満屋と福屋は初めてのお店。 この三軒の中では福家さんが最も賑わっていました。 店内の雰囲気も明るかった様な気がします。 ハンズ等もありました。 京都より少しビルの高さがありますが、規模的には同じくらいでしょうか? 歩き回ったので少しお腹も空いて来ました。 ほど近い「みっちゃん本店」へ。
これがスペシャル広島焼き。 感想は、、。 詳しくはお見せにきていただいた方にお話しします。再びお腹が一杯になりましたので、予定していた路面電車搭乗を取りやめて再び歩いて白島を目指します。 宿のKKRの展望風呂はお安い宿泊料金が申し訳ない程立派なものでした。 スイートの宿泊料金は私たちの数倍でしょうが、お風呂は同じ。 お得。朝食バイキングもスイートの方と同じ。お得。 これから寝るだけの宿を探す時にはKKRを検索するようにします。
チェックアウト前に近くの広島城を見学。 原爆で消失したお城です。 当時がれきは被災者の方々の薪となったそうです。 終戦後の博覧会に併せてトロッコの様なジェットコースターがお腹を抜けるものが建造されたのち、もう一度取り壊され、再び現在のお城が建築されたと学びました。 街の復興と共にあるお城の復興は、市民の方々の心の支えとなったかもしれません。平和記念公園と原爆ドームを見学する為にチェックアウトして車で鯉城通りを南下して平和大橋方面へ。 この頃は土砂降りで、駐車場を見つけるのに苦労しましたが、公園前から少し西側にそれたところに公営の駐車場を発見。 一時間300円。
900円を支払う時間分見学させていただきました。 見学客の半分は海外からの観光客のようでした。 新しくなった平和記念資料館は、展示物がマイルドになったと聞いていましたが、私の知る限り長崎の資料館の方が被爆の悲惨さをより強調していたと思いました。資料館は建て替えられ、展示物の入れ替えもあるでしょう。 同じ世界遺産の宮島の大鳥居も定期的に建て替えられています。 対して原爆ドームは当時ままの保存を目指されています。 昨日利用したしまなみ海道は人類の英知。 11世紀に海中にそびえる大鳥居を建立した技術も驚嘆に値します。 素晴らしきかな人類。 でも、原爆を投下したのも人類。 破壊と創造という言葉では割り切れないものを感じます。 唯一の被爆国に生まれた者として訪れるべき場所がここにあります。 中学生も熱心に勉強していました。午後からは呉を目指します。 目的は大和ミュージアム。 てつのクジラ館。




