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2009.07.15 Wednesday

ハイブリッド車って

author : rhymin' master

土曜日早朝から出かける四国広島ドライブ旅行に備えて、ボンネット内を確認しました。

昭和／キャブレター時代には始業点検を自分で行うドライバーは珍しくありませんでしたが、最近の車はボンネットを開けても、そこに何があるのかすら確認出来ないものが多いようです。　遮音が主な目的だと思われますが、スパークプラグすら交換の必要が無く油脂類の交換インターバルも伸びています。　車検毎にプロが行う点検で事足りるという事でしょう。

155はもちろん燃料噴射ですが、オイル消費も1L／3,000kmほどはありますし、なにぶん12年落ちですので、念には念を入れました。　今回は偶然右側ブレーキランプの球切れを発見。　トランク内側から工具無しで簡単に交換出来ます。　行きつけの修理工場で予備のオイルを1L、ついでにクーラントを1L、ダブルフィラメント球を二つ。　これでひとまず安心。　ガソリンを満たしてガラスにレインX。　ついでに洗車機に通します。　これで梅雨明けの酷暑の中、例え酷い渋滞に遭遇しても快適に移動出来る、、はずです。

1Lあたり13～15キロがせいぜいな155ですが、プリウスやインサイトに代表されるハイブリッド車は20キロを越える事も珍しく無いようです。

今日の新聞でも、プリウスの好調と、フィットハイブリッドの前倒し販売開始、スポーツタイプCR-Zの早期販売が報道されていました。　紙面でホンダ社長は、10年以内にほとんどの車がハイブリッドに取って代わられるだろうと予想していました。

素人の意見ですが、「それはユーザーの為になっているのか？」　と思いました。

ホンダは欧州市場でシビックディーゼルの好調なセールスを記録しています。　ホンダらしくスポーティなディーゼルエンジンを搭載していると聞きます。

日本も米国市場もディーゼルには冷たいようですが、車両価格を考慮すると、また中朝距離移動や山岳部使用、長く車を使用するならディーゼルに軍配があがるのではと思います。

将来的にハイブリッドはおろか、電気自動車の時代が来るかもしれません。　それは否定しません。

でも、携帯電話やデジタルカメラの例を上げるまでもなく、充電池とそれを利用する動力の効率は日進月歩。　わずか五年前の最新技術は、見る影もありません。

釣り竿屋が、折れない竿を開発したものの、買い替え需要が無くなりつぶれてしまう例えがあります。　きちんとした最新型ディーゼルを選ぶ消費者は、それを長く使用するでしょう。　しかしハイブリッド車を購入した顧客は、望もうが望まざるが、五年後には旧態然とした個体に乗っている事を実感する事になると思われます。毎日通勤で車を使用され、年間走行距離が二万キロを越える様な方なら、買い替えサイクルも短いでしょうから、現在販売されているハイブリッド車を選ばれるのは賢い選択となるでしょう。

でも、全ての車がハイブリッド車となるだろうと言われても、５～10年後のハイブリッド車の性能がそれを実現している可能性があるとしても、、今それを言われても、、。

企業側の論理。　お金の匂いしかしてきません。　市場の勢い、紙面に踊る活字に惑わされずに、自分できちんと選びたいと思います。

| 車 | 00:19 | comments(0) | - |

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