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2006.10.13 Friday
プロのお仕事
ここ数日、風邪を引いてしまったようで、ライミンブログの更新もままなりません。 月曜日に植物園などに出掛け、帰宅した際、手洗いうがいをしていなかったのが原因でしょうか。
日中は温かいですが、朝夕は冷え込みます。 みなさんも帰宅の際には手洗いうがいの敢行を忘れないようにして下さい。 年齢的なものでしょうが、治りが遅いです。 トホホ。さて、人間も空気の出入り口の手入れは大切だと判りましたが、それは、機械も同じです。
エンジンも、エアフィルターのメンテナンスは大事です。 もっと、身近な処では、エアコンですね。 ’06年度、エアコン新製品の目玉機能は。自動フィルター清掃機能でした。 その分野で、遅れを取った三洋電機は、シェアを大幅に落とし、家電部門撤退のきっかけとなったようです。 自動清掃といっても、完全にお任せできるとは思えないのですが、、。乗用車のエアコンでは、車内側にフィルターが装備されているのかどうか？も判りませんが、カビ臭にお困りの方が多いようです。 そのあたりも含めて、最近教えて頂いた情報がありますので、書いておきます。 ご興味のある方は、続きをどうぞ。
先だって、ライミン店内、天井に埋め込まれたエアコンの分解掃除を、業者さんに依頼しました。 一部始終を見学しましたが、とても素人の手に負えるものではありませんでした。
外枠を外すだけでも、一苦労。 メーカーは、ワザと複雑に作っているのかと疑いたくなります。（ダイキン製） 全ての基板類やモーターを取り外し、コネクターをテーピングしてから、高圧水で洗浄。 もちろん、汚水が飛び散らないように養生します。 汚れを落とした後は、組み立てです。 ライミンの場合、室内機は２台ですので、作業員さん２人で、４時間強かかりました。 フィルターをマメに掃除していても、内部には汚れが付いています。 フィルターでは、細かい油や煙草の脂の粒子を捉えきる事が出来ないようです。 これらが金属製の熱交換機にこびりつきます。 その汚れは、除湿運転時に多くの水分をとどめてしまいます。 その水分が、時として排水パイプの容量を超えてしまう時があるのです。 その場合は、室内側にあふれ出します。 また、熱交換機にとどまる水分は、カビの栄養源にもなり、エアコンから吹き出る異臭の元となるようです。 これらを防ぐためには、マメにプレフィルターの掃除をする事。 必要とあれば、プロに依頼して清掃を行う事です。 家庭用の壁掛け型エアコンの場合、市販の掃除スプレーでも、大丈夫のようですが、天井取り付け型の場合は、素人では困難ですね。家庭用のエアコンの場合、運転を切っても、数分間は送風運転が続く場合があります。 これは、熱交換機に残る水分を取りのぞくための作業です。 しかし、多くの業務用エアコンの場合、そのようなプログラムは組まれていません。 よって、各オーナーが自分でその作業を行う必要があるようです。 水分が残ったままだと、カビの繁殖もさることながら、機械内にある金属部品が錆びてしまいます。 この錆びが排水ドレンをつまらせる事になると、大変な事が起こります。 天埋め型の場合、排水パイプの取り回しも複雑な事が多いので
注意が必要です。 とりあえず、冷房運転終了後は、３〜５分間の送風運転をお勧めします。エアコンクリーニングは、○スキンなどに依頼すると、ビックリするよう金額を請求されます。 で、○イキンに直接、見積もりを取っても、室内機２台で126,000円と、目を剥く値段です。 家庭用エアコンが２台ほど買えそうです。 つてを頼ってみると、大手から依頼されてその種の仕事を手がけている方に到達しました。 126,000円からは半額以下でした。 多くは書けません。 もし、お望みの方がおられましたら、ご紹介しますよ。
