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2006.11.11 Saturday
ダレン・シャン
ハロウィンのカボチャ顔のシトロエンＣ4 トリック・オア・トリートって、日本に馴染みますかね？ カボチャのお化けがハロウィンに繋がることを知ったのは、ここ最近。 一昔前に米国で日本人留学生が射殺されるという事件もありました。 地域の繋がりが希薄で飽食の時代に、お菓子をほしがる子供も少なかろうと思います。 USJのパレードや、部屋飾り。 どちらかというと大人向けのイベントでしょうか。同じ欧米の習慣でも、クリスマスは根付いています。 すぐそこにお正月が控え、ということはお年玉が必要なのに、子供たちは、きっちりクリスマスプレゼントも期待しています。 みなさん、お子さんや姪、甥へのプレゼントの準備が必要ではありませんか？
妖怪、物の怪の意匠は、日本のそれが他の追従を許さないと思いますが、子供用のお話に適当なものが見あたりません。 ここ最近は、ロードオブザリング、ハリーポッター、ゲド戦記などが話題に上っていますが、今回お勧めしたいのは、「ダレン・シャン」です。ドラマ、３rdウオッチで、親権を争う別居中の両親が裁判所から派遣された調停員に言います、「プレステは与えていません。」 しかし、同僚にはこうも言います、
「初めて子供が本を買ってくれというので、喜んで買い与えたの。 結局、それをきっかけにフィギア、カード、ビデオにゲーム。 ハリーポッター！！」というくだりがありました。
ダレンシャンもそうなる運命にあるのかもしれません。 私がお薦めしたいのは、翻訳された小説・ダレンシャンです。 単行本を全館そろえると、結構なお値段になります。 ３巻ずつ文庫化されていますので、お好みやご予算にあわせてどうぞ。 ヤフオクなどで探すのもおもしろいかもしれません。また現在、週刊少年サンデーに漫画化され連載中。 画力の充分でない作家の作品ですが、原作のおもしろさでしょうか、充分楽しめます。 出来ることなら、ジョジョの荒木比呂彦先生あたりに書いてほしかったものです。 荒木比呂彦先生に似合うお話ですから、ショッキングなシーンも多いお話です。 人によっては子供に読ませるのを反対する方もいるようです。 ある少年が「奇妙なサーカス」と出会い、バンパイアとなり、家族と別れ、闇の世界に入っていくお話です。 大人でも楽しめる作品です。 少なくとも千と千尋を始めとする宮崎作品のどれかにシンパシーを感じる方なら。
子供と一緒に楽しめば、万が一の「教育に悪い」の心配も無かろうというものです。
