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2006.12.06 Wednesday

ホテル　カリフォルニア

author : rhymin' master

カリフォルニア半島南端、サン・ルカス岬。　その近くにトードスサントスという集落があります。そこにある「ホテル・カリフォルニア」こそ、ドン・ヘンリーがインスピレーションを受けた場所。　グレン・フライがメロディをつけ、ジョー・ウォルシュがツインギターを引き受け世に出た名曲「ホテル・カリフォルニア」を知らない人はいないでしょう。

１泊160ドルで11室。　1年半先まで予約で埋まっているそうですが、。

1976年のホテルカリフォルニア、退廃的で重たい雰囲気のこの曲にインスパイアされて出来上がったと勝手に解釈しているのが、松任谷由実、1980年作品「時のないホテル」です。　この楽曲は、シングル向きでもラジオ向きでもありませんので、アルバムで聞いたことのない方はご存じないかもしれません。　それまでのアルバムの雰囲気とは全く違った、実験的とも思えるアレンジでした。　その後、日本がバブル期を迎えて、ユーミンのステージが大がかりになったとき、この曲が上手く使われたこともあります。　全体的に重たいのですが、今、聴いても高い品質を感じさせてくれます。

イーグルスに啓発されたと書いたところですが、実際にインスピレーションを受けたホテルがあったのでしょうか？　

　ユーミンお気に入りのホテルのひとつは東京・千鳥ヶ淵のフェアモント・ホテル。　米国様式の小さなホテルでしたが、ホテル・カリフォルニアとは異なり普通の時間が流れていました。老朽化に伴い、既にないと聞き及びます。　時のないホテルは、欧州の香り。　東と西の交わるところ。　といっても、モロッコなどではなく、体制における東西のイメージです。　オーストリア辺りにあったのでしょうか？

| music | 23:48 | comments(4) | - |

懐かしいですねぇ。
当時は『いつかホテル・カリフォルニアに行くんだ』と思ってたはずです。

だって、好きな子が大好きな曲だったし『ホテル・カリフォルニアに泊まってみたい』と言ってたような・・・。
すみません、動機が不純ですねぇ。(^^ゞ
また聞きたくなりました。

| しんじろう | 2006/12/08 3:02 PM |

山手のドルフィン。　競馬場の横のビール工場。　ゴッデス。
苫小牧発仙台行きフェリー。　Mrsワグナーの店でパイを買い、ピッツバーグでグレイハウンドに乗る。　サギノーからミシガンまでヒッチハイクなら４日かかる。　動機が不純？　そんなことはありません。　そこが肝ではあ～りませんか。　今の機械で聴くホテルカルフォルニア。　ＣＤで聴くホテルカルフォルニア。　ギターイントロが終わる頃に入るバスドラ、昔聴いた記憶よりに切れが良いかもしれませんよ。　ドンドン。

| rhymin master | 2006/12/09 1:21 AM |

松任谷由美の「時のないホテル」ですが、アガサクリスティに「バートラムホテル」に影響をうけて、つくられたのではないでしょうか？ジャケットもバートラムホテルのモデルとなったイギリスのブラウンズホテルがつ使われています。

| ＨＭ | 2007/06/17 11:36 AM |

HMさん、コメントありがとうございます。　イニシャルでしょうか？　私はMHでござんす。　
家人に尋ねたところ、ブラウンズホテルの事を存じておりました。　勉強不足のうえ、いい加減なことを書きました。　失礼しました。　ご指摘ありがとうございます。
思えば東西冷戦の時代は過ぎましたが、世界各地では内戦が続くところがありますね。　そこにインスパイアされた曲をユーミンが作らなくても良い時代が続きますように。

| rhymin master | 2007/06/18 12:21 AM |

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