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2007.02.13 Tuesday

パノラマ

author : rhymin' master

11/12日は、お休みを頂いて、妻の実家へ行っていました。　三重県・伊勢志摩から南の方へ。　南伊勢町（旧南島町）という所です。　26年前から幾度と無く出かけた所です。　最初は伊勢自動車道が久居市までしか開通していなかった為、そこから国道へ出て渋滞の中「国際秘宝館」を横目に走ります。　距離は200キロ強ありました。　今は伊勢道が伊勢神宮まで通じています。　それも10年前は対面通行でしたが、現在は全線が2車線となりました。　勢和多気ICで降り、そこからひとつ山を越えますが、その峠もトンネルが新しく開通。　今や距離も160キロほどに、時間も大幅に短縮されました。　帰路に10年ぶりに大津信楽線を選択。　高原鉄道を覆うように第２名神が建設されています。　今年の秋には開通すると聞いています。　これが開通すると、栗東手前から亀山まで直通となりますので、2時間をきることが現実のものとなりそうです。　無駄な道路建設も多いと聞きますが、この路線は需要があると思います。　夏休みには、まだ間に合わないようですが、楽しみにしています。　　

さて、パノラマ。

入り組んだ海岸線。　リアス式海岸。　入り江から望む島々を繋ぐ真っ赤に塗られた鉄橋。　消波ブロックの隙間はさざ波が立ち、影は水色も濃く波も立ちません。　山の緑が濃く写り込む水色はあくまで深く緑色。　南の島で見る水色とは異なります。

さて、空を見ればビルに遮られることの無い全方位まで広がる青。　その青をなんと表現すれば良いのか。　空色とはどんな色だったのでしょう。　海の上に広がる空は濃く青い。　山の上は幾分白が混じります。その間、私の上はグラデーション。　鳶とカラスが舞っています。　海風を上手に捕まえて翼の両端にある羽を広げた鳶は位置を留めます。　くるりと輪を描くものもいれば、海の獲物を狙うものもいました。

盆地とはいえ、低いビルのある京都では決して見ることの出来ない風景。　海があることも空の色には影響しているのかもしれません。　濃い緑の稜線と空の組み合わせは素晴らしいです。　パノラマという言葉を久しぶりに思い出しました。

その様な風景の中にある妻の父が眠るお墓。　入り江の奥から道路を挟んで切り立った山肌にその墓地があります。　その小高い墓地からは、港が山が海が見えます。　良い墓地です。　平均寿命を考えると、妻より私の方が先に墓地に入ると思います。　万が一、妻が先に逝ったとした時。　血の繋がらない京都の墓地には入りたくないかもしれません。　生まれ育ったこの土地の方が良いかもしれませんね。　今からの数十年、一緒の墓地に入ってあげると言ってもらう為に、日々を過ごした方がいいかもしれません。

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| その他 | 00:33 | comments(2) | - |

海と空の美しい描写に、一言お礼が言いたくてまいりました。
こちらではお久し振りです。
11日、岡崎へ行く用事がありましたのでお店に寄せていただく
つもりにしていたのですが、
念の為にと当日こちらをチェックさせていただいたところ
予感が当たってお休みのお知らせが。
お出かけ先も、ひょっとしてそうかな～と思っていたら…。
お天気よかったんですね。何よりです。

島々を繋ぐ真っ赤に塗られた鉄橋…。
橋の名前は「南島大橋」のままなんでしょうか。

| 云月 | 2007/02/13 7:31 PM |

こんばんは。　
次に帰省の際には、ご主人と南東病院前のスーパーアルファに出かけて下さい。　魚が苦手な私もここが出来てからは安心です。　100円ショップコーナーまであります。　（テレビもケーブルが引かれて、京都より多くのチャンネルが選べるようになっていて、驚きました。）
贄浦にある大きな堤防に立ち寄って下さい。　そこから見える南東大橋は本当に綺麗な赤色に塗られています。　恐らくここ数年の間に塗り替えられたと思われます。　小さな山を越えて遠くから眺める橋は、きっと新鮮な気持ちを与えてくれます。
夏の終わりに開通する予定の第２名神を使えば、ご実家まで2時間ほどで帰れそうですよ。　道路と車を作った人間って凄いですね。

| rhymin master | 2007/02/14 12:08 AM |

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