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2007.06.14 Thursday

価値観の違い　でかたづけていいのでしょうか？

author : rhymin' master

昨日の記事に常連さんからコメントを頂きました。

うちの嫁曰く『何で200キロ近く走るクルマがいるんよ。どこで走るん？』って。アウトバーンでもあれば別ですが言われてみれば正論かもね。私は高速道路を走っても100キロくらいしか出しません。お先にど～ぞです。

Ｔ字コルク抜き105円

アレッシィソクラテスワインオープナー22,050円

これはどちらもワインのコルク抜きです。　その価格差、実に210倍。　もちろん高価な方が210倍抜栓し易いとか、速く抜けるとか、おそらく耐久性も含めて差があるとは思えません。

乗用車の世界においても、100万円から2,000万円強まで約20倍の価格差のある商品が販売されています。　もっと高価なものもありますが、熊野神社前交差点にて日常的に見受けられるものはこのあたりの価格帯でしょうか？

一般人が購入し、日常使用するもので、価格差が大きそうなものは数多く認められます。　

乗用車、腕時計、服飾品、テレビ、洗濯機、家具、寝具、食器。

趣味の世界では、カメラ、オーディオ、宝飾品、釣り竿、ゴルフクラブ、、いや、そもそも乗用車や腕時計なども趣味の範疇に入るともいえませんか。

もし、私が個人タクシーを生業とするなら、

現在所有している車は選びません。　もし、電車で通勤する会社勤めであったら、タンスや靴箱の中身は今と違ったものとなるでしょう。

話は最初にもどりますが、車の性能差をどう判断するのか？　車の価格差をどう判断するのか？　価値観の一言で決めることは憚られます。　そこには見栄があるかもしれません。　身体能力の拡張機としての存在があるかも。　自己表現であったり、自分への褒美であるかも。　なかには生き甲斐であるというかたもおられます。　

実話です。　高性能車を所有するA氏は、決して飛ばしません、しかし、エンジンはもとより車両各部に改造を施しています。　その能力を確認する手腕は持ち合わせていないのに。　では、何故その様なことに大枚をはたくのでしょうか？　理由は「ガソリンスタンドで、ボンネットを開けた従業員が感嘆の声を上げ、後に羨望の眼差しで見てくれるから」と聞きました。　ほんまかいな？　

もっと一般的な話では。大型テレビを購入する際に、自宅の住環境を基準とせず、知り合いより１インチでも大きなものを買おうとする方は珍しくないですよね。　車の排気量や、ナビをはじめとするオプションでも、その手の競い合いがありますよね。　人から見れば馬鹿らしい。　でも、知らず知らずのうちに自分自身も、その馬鹿らしい競い合いの中にいることがありそうです。　コレをもって気をつけるべきなのか、気にする必要は無いのか？　いわゆる価値観の問題です。　わたしには難しくてわかりません。　ただ、

ワインは3,000円くらいまでは価格と味が比例しているような気がします。　スニーカーなら、1万円強。　革靴なら3万円弱。　腕時計なら20万円。　お米はキロ600円。　自転車は30万円。　乗用車は500万円。　それ以上の価格のものは、経験がないので判断不能なだけですが。　オーディオなど、ある意味実用性の無い世界のものたちは、金額に基準がありません。　高いもの全てが優れているとは言えませんが、値段の高いものの中には所有欲をそそられるものがあります。　私にとってカメラは値段はともかく、一眼レフであるかどうかが問題です。

話が膨らみすぎて収拾がつきません。　申し訳ございませんが、今日はこのあたりにてお開きとします。

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