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2007.10.03 Wednesday

有機ＥＬテレビ・お楽しみはこれからだ

　ソニーは１日、「究極の薄型テレビ」と注目されている有機ＥＬテレビを１２月１日に世界で初めて発売すると発表しました。毎日ニュースより、詳しくはこちらに。

昨日より新聞テレビ等でもにぎにぎしく報道されている有機ELディスプレイです。　型番はXEL-1、11ワイド型で販売価格は20万円ほどらしいです。　僅か３ミリの薄さが話題となっています。　液晶テレビを主力とする各社も３センチから５センチの薄さを実現したモデルを冬モデルから投入すると聞きました。

有機ELディスプレイの可能性は大きく、ペーパーモデルを柱に巻き付けたり、戦闘服に貼り付けて電子迷彩服！（クリンゴン帝国のクローキングデバイスが現実のものとなる日は近い）等々があります。　それ以外にも

薄く作れるということは軽く作れるということ。　せっかく薄型テレビを購入しても、多くの場合、テレビ台の上に設置されます。　テレビ台はデッキを収納していますので、奥行きは４０センチほどはあります。　デットスペースを嫌って壁掛け設置を希望しても、壁掛け金具の値段を聞いて嫌になります。　薄型といっても液晶３２インチで２０キロ、４０インチなら３０キロ以上あります。　流石にこの重量に耐えられる壁は少なく、基礎のしっかりした壁やコンクリート壁に恵まれていたとしても、件の金具は３～５万円ほどします。　この種の備品は値引きも期待できず、ポイント還元分を充当するとでもしなければ、おいそれと買えるものではありません。

有機ELモデルの軽さは、壁掛け金具価格の安さにつながるのではないかと期待しています。　１０万円のテレビに出せる金具の値段は１万円が限度！どうでしょう？

また、有機ELモデルは自発光構造ですので、ブラウン管テレビが持っている自然な画作りであれば、、とも期待しています。

デジタル放送の特徴は、高画質だけではありません。　5,1チャンネルで送信される臨場感あふれるサラウンド音声があります。　この機能を十分に楽しむなら、別売りのシステムを導入する方が良いのですが、テレビに装備されている疑似サラウンドシステムでもお茶の間の音量でなら楽しめます。　テレビに付属しているスピーカーで楽しむことを前提とすると、ディスプレイ筐体自体にある程度の容積が必要です。　デスクトップパソコンとノートブックを比較すれば想像できますよね。

あちらをたてればこちらがたたず。です。　とはいえ、2011年とも言われるデジタル放送完全移行までに、どんどん良い製品が出てきそうです。　焦って購入する必要は有りませんが、情報は持っておきたいものです。５年ぶりの優勝を味わっている方々も、大画面高画質臨場感豊、で見た方が、より楽しめたでしょうね。

| - | 00:22 | comments(2) | - |

私の周りでもこの話題で持ちきりです
それなりに経緯を知っている者にとっては、いよいよ有機ELのTVが発売されるのは感慨深いものがあります
しかもソニーからですからね
技術のソニーの久々に面目躍如というところでしょうか
月末の展示会に見に行こうと考えています

| nureyev_1968 | 2007/10/03 5:13 AM |

マスター、こんにちわ。

数十年前、私の部屋はソニーだらけでしたね。
いつしか右肩下がりになって寂しかったのですがこれはソニーファンとしては明るいニュースです。
ぜひとも頑張ってほしいものです。

| しんじろう | 2007/10/03 3:42 PM |

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