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2008.05.12 Monday

イスタンブールマイスター　フェリペマッサ

author : rhymin' master

イスタンブールという名のシンバル

F1GP第5戦トルコGPがイスタンブールで行なわれました。　ポールからスタートしたマッサが、途中ハミルトンに先行される場面もありましたが、タイヤとの相性に優れるフェラーリが危なげなく勝利した形です。　マッサはこのコースでF1が開催されて以来３線連続で勝利を収めています。　長いストレート、様々な種類のコーナー、ヘルマンティルケ設計のコースによく見られる先へ行く程Rがきつくなるコーナーもあります。　マシンセッティングも難しいでしょうが、通常と逆回りのこのコースはドライバーの実力も試すはずです。

ここで３連勝を勝ち取るのですから、マッサも立派なチャンピオン候補と云えるはずです。　しかし、

今はHONDAに移籍したロスブロウン曰く、「チャンピオンを生む為には、きちんとナンバーワン、サポートドライバーを決めるべきだ。　そして、ナンバーワンは強力なドライバーであるべきだ。」と。

これはいみじくも現在HONDAで共に戦っているバリチェロとミハエルの関係を指しています。　

ロスが居なくなったフェラーリが、そのストラテジーを継承しているなら、シーズンの何処かでマッサとライコネンとの間に、なんらかの重しを付けるのでしょう。このGPで、いみじくもバリチェロがフェラーリ時代のいきさつを語っています。

スーパーアグリが居なくなって寂しいトルコです。　私としては佐藤琢磨の処遇が気になって仕方ありません。　ウィリアムズのフランク代表が言っていましたが、「中嶋一貴を走らせているが、それに伴って日本企業からのオファーはゼロだ。」そうです。　スーパーアグリにも大口の援助はありませんでした。

これから佐藤琢磨に多額の援助があったとしても、HONDAをロスブロウンが指揮するなら、あくまでナンバー2としてでしょう。　その場合、ナンバーワンは誰になるのでしょうか？　バリチェロはもちろんの事、バトンでも不足だと感じているようです。　そうなるとアロンソ？　私はクピサも化け物だと思いますが。　TVCM的にはバトン＞クピサですが、、。

南米の市場を考えると、すぐさまバリチェロがお役御免となる事はないと思いますが、今シリーズ途中でも日本GPあたりから佐藤琢磨がHONDAの17番に乗る事にならないとも限りませんね。

次のモナコGPはフェラーリが不得意としています。　どうなるでしょうか？　フォースインディアに乗るフィジケラはトルコで中嶋一貴に乗り上げてしまう失態を演じてしまいましたが、モナコでは強いドライバーです。　あのフォースインディアで、どんな走りを見せてくれるのかが楽しみです。

| formula-1 | 00:56 | comments(0) | - |

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