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Deep Space Rhymin'

ディープ・スペース・ライミン
Information from Rhymin' ,since 1980
カフェ・ライミン・ブログ


午前10時半より午後10時まで営業。
日曜祝日には午後5時で閉店しております。

トップページへは、この上をクリックして下さい。
千両みかん

とある大店の若旦那がずっと床に伏したきり。  薬も効かず、明日をもしれぬ病状で苦しんでいました。 気心が通じる番頭に理由を聞きに行かせると、「あの瑞々しい、ふっくらとした、、」

さては、お医者さまでも草津の湯でも惚れた病はなおりゃせぬの類かと思いましたが よくよく聞いてみると、若旦那が命を枯らすほど惚れているのは娘ではなく「蜜柑」でした。

そんなものなら私が買ってきましょうと安請け合いをした番頭さんですが、時は夏の盛り。 ハウス栽培や冷蔵庫が当たり前の現在ならいざ知らず、当時ではとうてい無理なこと。 経緯を聞いた主人には、「安請け合いをしたお前が悪い。 街中を探して来い。 もしも見つからず、後に息子が死ぬようなことがあれば、逆縁ながら主殺しとしてお上に訴え出る。」

さぁ大変なのは番頭さんです。 町中の八百屋を探し回りますが見つかるはずもありません、が。 蜜柑問屋の大店を探し出し頼み込みます。 蔵の中にある蜜柑箱を片っ端から探してもらうと、 たったひとつだけ、瑞々しい蜜柑が見つかりました。 して、その値段はひとつ千両。 

あまりの値段に一度は主人に伺いをたてた番頭さんですが、千両ぽっちで息子の命が助かるなら 安いものだと。

その蜜柑を若旦那に見せると、大喜びです。 あぁ、その皮だけでも10両の値打ちがあるのか? すじ一本でも2両はするか? 10袋あるから、ひとふくろで100両になるのか、、、、?

「ありがとう番頭さん。 これで生き返りました。 3袋の蜜柑を残しましたので、 ひとつはおとっつあん、ひとつはおっかさん、もうひとつはお前さんにあげます。」

聞いた番頭さん。 さすが大店の一人息子は違うね。 千両みかんか。 そこへいくと私は、来年の暖簾分けで戴けるのは多く見積もっても50両がそこそこ。

ええぃ、ままよ。 番頭さん3百両の値打ちがあると、この3袋の蜜柑をもって夜逃げしました。

これは上方落語「千両みかん」の粗筋ですが、演者によって 蜜柑問屋と番頭さんの間に駆け引きを混ぜ込みます。

最初は、この暑い時期に出まわるわけがない蜜柑も、この店ならあるかもしれんと思って下さった その気持ちに答える形で「ただでお持ち帰りなさい」と問屋のご主人が言います。 それを受けた番頭さんが、「私も商売人ですから、ただでとは参りません」 と押し問答。 後に「それでは千両いただきます」と問屋さんが言う。  今度は番頭さんが「それは余りに高い。足元を見るねぃ!」 受けて問屋のご主人が「いつ何時、蜜柑をお求めになりたいと仰るお客様が来られても良いように、 全て腐ってしまうことを覚悟の上で、蔵の中に蜜柑の箱を積んでおります。  千両。決して高くは無いと存じますが、貴方も商人ならお分かりになるでしょう。」

番頭さんはここで最初の、最後に2度目と商人としての心得違いを犯す形になるわけです。

写真の蜜柑はハウス栽培のものでしょうか? 今は一年中いつでも手に入ります。 この蜜柑を戴きながら「千両みかん」を思い出したのは訳があります。

Web上で名前を出すことは控えたいと思うのですが
ある流通大手業者にギフト配送を依頼したフルーツセットが間違って依頼主たる私の元に配達されました。

業者さんにも言い分があるのは(すこし)判りますが、明らかにあちら側のシステムに問題がありました。

一度は引取り拒否した商品は再び私のもとに届けられ、既に開封していただきました。 後日、相当品が本来の送り先に届く予定ですが、まだ連絡はありません。 この業者さんは知らない人が居ないと言っても良いレベルの流通大手ですが、通販サイトのシステムはここ数年で変遷を重ねているようです。 先だっても領収書の発行に関して面倒な事が発生して いやな思いをしたところ。 早くキチンとしたシステムを構築してほしい。

間違いは誰にでもあります。 システムにも運営にも、理念自体にすら間違いがあるかもしれません。

気心の知れた息子さんの為に汗をかきながら町中を駆け回った番頭さんの心を大事に。 そして商人としての心構を間違えないようにしてほしいと思いながら千両みかんの話を書きました。

| その他 | 21:36 | comments(0) | - |