Deep Space Rhymin'

ディープ・スペース・ライミン
Information from Rhymin' since 1980
カフェ・ライミン・ブログ

2024GW中はお休みはありませんが
平日も含めて午後6時までの営業とします

当面　午後９時までの時短営業です
日曜は午後５時で閉店してます

トップページへは、この上をクリックして下さい。

2008.09.05 Friday

北京パラリンピック

author : rhymin' master

事前に権利が保障され、運動を展開する為の専用公園が用意されていたのにも関わらず、会期中只の一件も反対デモが許可されなかった（申請時に握り潰されていたようです）北京オリンピック。　開催自体が危ぶまれた事もありましたし、開催中もテロの恐怖は常にあったと思います。

デモが行なわれなかったと伝え聞いて、「なんだ、やっぱり中国は、、、。」という声が聞こえて来そうですが、我が国でも「なんだか変。」と感じた事がありました。

洞爺湖サミットに先駆けて、先だって京都市内で開催された外相会議でのことです。

私が小学生の頃、世間は学生運動真っ盛り。　ライミン前でも火炎瓶が飛び交い、自動車が燃え、学生が逃げ込み、機動隊員がトイレを借りにくるという事が良くありました。　幹線道路ですので、デモは日常茶飯事。　

デモを見慣れた私が感じた異変とは、デモ参加者より、警備の警官の数が多かった事。　こんなの初めて見ました。　他府県から応援にやって来た数多くの機動隊員を配備した結果に過ぎないのかもしれませんが、気味悪い眺めでした。　因に、そのデモの参加者は、私たちよりご年配の方が多くて、とても危険な雰囲気等は感じる事が出来なかったのです。

話は北京オリンピックに戻ります。

開催するにおいて、チベット問題を始めとする民族問題、人権問題などがとりざされていました。　人権問題においてより深刻な北朝鮮の首都平壌では、障害者はおろか妊婦の姿も見られないと聞きます。

その極端な例から想像すると、障害者の方々が主役となるパラリンピックをどのように扱うのかという事から、開催国中国の、我が国のマスコミの実体を知る事が出来そうな気がします。

私は生涯スポーツという考えを大事にしたいと思っています。　多くの方にとって、それはウォーキングやジョギング、水泳や山登り。　ビリヤードも良いです。　しかし、子供にスポーツを生業にと薦める事は、あまりにリスクが多くて憚れるというのが持論です。

素晴らしい競技は見て楽しむ、自分は喜楽に楽しむのがモットーです。

以前にも書いた様な気がしますが、もし、障害を持ったら、競技スポーツを目指したいと思っています。　それが自分自身を励ますよい中核となる様な気がするからです。　パラリンピックに出る様な方々は、元々競技者である方々だと思いますので、予選にも通らないのがオチとなりましょうが、

陸上競技で、片足にカーボン義足を装着することにより、健常者を上回る数字が出てしまう可能性があるようです。　それが物議をかもしています。　でも、自分の脚が生み出すバネと全く異なる反力を全身でバランスをとり一直線に進むというのは、想像を絶する練習を積み重ねての事と想像します。

そんな事を考えながら観戦するパラリンピックはとても素敵です。

北京パラリンピックは、9月6日から17日の間開催されます。　サッカーワールドカップ予選、エフワン、調子の悪い我がチームの応援と、色々忙しいTVですが、パラリンピックの中継があればチャンネルを合わせたいと思います。

| スポーツ | 00:01 | comments(2) | - |